寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

夢よ再び・・・5(理論、理性)

2011年04月25日 22時57分28秒 | 日記
喉元すぎれば熱さ忘れる…そんなことわざがありますが、佐川本部長が寂しく笑う姿は痛々しいものがありました。

しかし他にも 理系の笑えない話は山ほどあります。
あの丸山事業部長は白い巨塔で有名な工学部のご卒業でありますが、入社以来30年近く技術系畑を歩んできました。それが4年前でした… 『一度やってみるかい』高辻役員の思い付きまたいな感じで営業本部にきました。それもいきなり本部長ですよ。
社内ではこんな風になると左遷か大抜擢の評価です。
ところで理系の人は本来の癖なのでしょうね(笑)何事も理論的に物ごとを捉えてしまいます。 その反面行動は感性…(昔流行ったフィーリングですね(笑)の趣(おもむ)くまま・・・てな御仁が多いのです。(なぜか矛盾していますが ・・・)
円山本部長(当時)が着任早々のことでした。某課長が納入価格で折り合わないから、電話で遠回しに断りを入れていました。たまたま丸山本部長が側を通りかかってその電話を小耳に入れてしまいました。  納入価格は部長は元より当の円山本部長も相談を受けていました。
 そして協議の結果今回はお断りをしよう、でまとめたのです。
某課長の電話はその懸案でした。 相手先とは随分永い取引があり、そう邪険に断れません。   ここが営業の頭の痛いところで今までの取引きや今後のこともありますから素気無く断りにくかったのでしょう・・・某課長の電話はもともと長電話でしたがこの日は特に永かったと言います(周囲談)
 円山本部長はしばらくは黙って聴いていらっしゃいました。  が・・・何が気に食わなかったのか突然烈火のごとく怒り出しました。「あほう!いつまで電話してるのや!」(円山本部長は関西のご出身です)
 これには社内一瞬にして氷の世界(笑)でした。 そして声がでかかったのか電話の相手先にもこの怒鳴り声が聞こえてしまいました。
 担当の某課長は真っ青です。この騒ぎに役員室から出てこられた高辻役員が心配をして円山本部長に声を掛けました。 「円山本部長・・・どうしたんだねぇ」
 すると今まで怒り心頭だった円山本部長が急に笑顔を作って微笑みながら「はい!某課長に経費の削減について注意していたところですよ」
 これには一同唖然・・・でした。
コメント
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