寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

新米が穫れてます^^

2018年09月03日 07時11分26秒 | 面白い噂

おはようございます^^ 九月の始まり・・私が住んでいるこの辺りはもう 稲の刈り取りが始まっています。早稲の品種なのでしょうが、この数十年 品種改良が

進んでいるのでしょう。私の子供の頃でしたら、稲刈りは 十月。たわわに育った稲を 一株ごとに 鎌で刈り取って数束ごとに藁で縛って それを集めて竹で

こしらえた稲架(ハサ)に掛けていきます。つまり 作業としては、刈り取り⇒天日干し(乾燥)⇒取り入れて脱穀⇒籾摺(モミス)り⇒袋詰め⇒出荷とまぁいまなら

ほとんどの工程が機械化されていますから、以前の手作業とは話にならないほど進歩しています。 さて、じゃぁどれほど進歩したか・・・作業を比較してみますと、

仮に1アール、面積は同じ意味で1反・・昔からの面積表示で 約1000平米、300坪です。300坪といいますと住宅地が30~40坪くらいですから

 7~8軒分ですかね。この面積で収穫できるお米の量は、8俵~9俵(1俵は60㌔)くらいでしょうか。この1反という面積は機械化されるまでの農家の

基本となる単位でした。どういうことかといいますと、田んぼの保有は1反単位でしたし田植えや稲刈りの作業もこの1反ごとにやっていました。

昭和40年代まで・・・弥生時代の稲作の始まりから数千年この手作業を行うのはほとんど変わっていないと思います。それでこの 収穫に関わる時間とは 私の家で

申しますと、祖母、父、母、兄、私(小学生)の5人がかりで、稲の刈り取りから稲架(ハサ、竹でこしらえた棚)にかけるまで1日、それを1週間から10日ほど

 天日干しをして 稲架から取り込んで稲から籾を獲るための 脱穀をするのに1日。籾を摺る作業で1日。田んぼが多い家は、この繰り返しで 今日はこの田んぼ

明日はあちらのと毎日作業は続きます。持っている田んぼの面積は人によって違いますが、戦後の農地改革で 小作は廃止となりおよそ1町~数反に平均化されまし 

た。話しを戻しまして、1反について紹介をしましたように作業はほとんどが手作業。それを家族総出にてのべ3日ほどかけて1反の収穫を終えます。

もちろん収穫の適正な時期がありますから、普通の人員でやっていますと、よくやって1町(1反の10倍)つまり普通の45人の家族で30日くらいですか・・

 ところで肝心の収入ついては昭和42年を対象にしまして、当時の米価は1俵(60㌔)約7600円、1反から獲れる量は8~9俵で平均で約64600円。

当時の大卒初任給が28000円。これをこのまま現代に移してみますと、大卒初任給が約5倍ですから米価は1反について5倍すると約33万・・になるはずです。

 ところが 米価は昭和の終わりから年々下落しまして、今では1俵が12000円、1反から約10万円。昭和42年から50年経って1,6倍。

物価の推移からすると コメの価格がいかに低迷をしていますか・・

昭和の時代は手作業で、費用が掛からないから実収入に近いですし、現在は、収入が目減りしているのに田植え機、トラクター、コンバイン、軽トラックなど

1千万円を超える機械の費用が掛かっています。しかしこの機械化で、作業はものすごく効率が良くなりまして、1反なんて3日かかっていたのが数時間で

お終い。普段は会社に勤めて休日に農作業をする、という第二種兼業農家になりました。米価は下がっていますし機械化で実収入は無くなるので、小さな農家は

稲作をやめて大きくやっている農家に委託しています。この流れはもう止まらなくて農業の集約として政府の推奨するところであります。

 今の農業と昔の農業、それぞれお話をしましたが、まぁ1町もあればあとはちょっとした暇つぶしで仕事をしていましたら 気楽だったでしょうし今みたいに

過労死や個人情報だとかパワハラセクハラ 面倒くさいことはなかって楽しく暮らせたのですよね。1町の収入が先ほどの試算で33万×10倍(1反×10=1町)

 ホントに330万円で気楽に暮らせるの?・・・ハイ 楽勝です^^ 当時の生活は今ほど便利ではありませんでした。それはお金を使わないからですね。

たとえば、クルマ ありまへん。バイクもありまへん。自転車が精々でこれなら遠出はしにくいですが、ガソリン代なんてないし、携帯代もありません。

 食事も自家栽培の野菜中心のですから スーパーに買い出しなんてありえません。一事が万事こんな調子でしたから、人は健康ですし成人病なんて滅多に

ありませんでした。こんな質素な生活でしたか 可処分所得はかなり高かったでしょうし、自然がいっぱいのなかで人々は心豊かな暮らしができて 幸せでしたねぇ^^

・・てな 感傷にひたっても 現実が 目の前にあります。さぁ九月!淡々といきましょう 

 

 

コメント
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