学区の地区社協の行事で、世代を超えて正月のお飾りを作るというものがあります。
クリスマスイブの今日、小学校の体育館を会場に開催されました。
小学校のPTAと共催で行い、子どもから高齢者まで300人ほどが参加しました。
昔は、正月のお飾りを手作りしていました。
農家では、自分が作った稲藁を使い、山でウラジロをとってきて、身の回りにある材料でお飾りを作っていました。
そんな風習を若い世代にも伝えていこうということで、この催しが行われるようになりました。
材料は、地区社協で行ってきた稲作で得られた藁を使い、ダイダイなどの材料も地域のみなさんの協力を得ながら、身近にあるものを使って作りました。
会場の体育館には250組ほどの材料が並べられ、参加者は思い思いの場所で作業します。
役員が作り方を説明し、作業の途中でもわからないところは手伝いながら、参加者が手作りできるようにしていきます。
子どもたちも多く参加し、お父さんお母さん、お祖父さんお祖母さんなど一緒に参加した家族に聞きながら挑戦していました。
会場には、作業の輪ができ、作り方を教わりながら話に花が咲く光景も見られました。
地域の風習を伝えるとともに、世代間や参加者同士の交流が広がる場として大切な催しだと感じました。
役員が作ったお飾りは、地域の88歳以上の一人暮らしの方約30人にプレゼントです。
また、学区内にある施設等にも贈呈される予定です。
まちともは、写真を撮って情報発信のお手伝いです。
自分でも作りました。