いくつかの花の名所などで、花を切り落として人が集まらないようにしているという報道があります。
非常事態とはいえ、ここまでやると異常としかいえないです。
花を育てた人が自ら切り落としているという、大変切なく悲しい思いで行っているのでしょうが、そこまでやらないといけないのでしょうか。
何もなければ人々が来ないというのは、あまりにも短絡的な考え方のように思います。
多くの人は、来年も花は咲くから今年は我慢しようと自粛しています。
それでも来てしまう人に引き返してもらう手立ては他にないのでしょうか。
花に責任はないのです。人々のモラルの問題として、もっと違う方法を考えたいものです。
パチンコ店の開業問題も、開店していても行く人がいなければ、自ずと閉店せざるを得ないわけです。
感染の危険性が指摘される場所にも関わらず、遠方からでも行ってしまうという人は、ギャンブル依存症そのものですから、依存症治療の対象者です。
その場で依存症治療の啓発活動をするなどの対応をしてもよいのではないかとさえ思います。
日頃、潜在化していても、非常事態の中で顕在化する人々の問題がいろいろあるのではないでしょうか。
DVしかり、虐待問題も同じ。
そのような問題への対応を、非常事態だからこそきちんと行っていくことが必要と考えます。
遊水地の新緑