東海旅客鉄道(JR東海)は9月18日、東京都から名古屋市までの区間を対象とした中央新幹線の環境影響評価準備書を公表し、整備する路線や主な施設の案を明らかにしました。東京と名古屋市を結ぶ路線の延長は約286kmです。このうち、全体の86%を占める約246kmはトンネル構造で、地上に設ける路線は約40kmと14%にとどまります。同社では、同区間の2027年の開業を目指し、14年度に着工したい考えだそうです。ほとんどトンネルは残念ですが、騒音や土地の買収、建設費を抑える事を考えるとしょうがありません。南アルプスを真っ直ぐに貫通できるのでしょうか?専門家の間では疑問視する声も上がっています。しかし、老朽化が進む東海道新幹線のバイパスは必要です。技術革新がなされて、早く完成する事を望みます。