人材不足で道路構造物の点検をなかなか進められない市町村に代わって、都道府県の外郭団体などが業務を民間に委託する「一括発注」が各地で動き始めました。秋田県では、県内市町村などで構成する協議会が、今年度から一括発注を始めます。人材不足は深刻な社会問題です。道路などのコンクリートは、半永久的に持つわけではありません。高度経済成長期に作られた道路・建物の中には、資材不足など様々な問題で質の悪いコンクリートが使われたり、手抜き工事がされた危険もあります。定期的な点検は、倒壊の危険を防ぐ為にも絶対に必要です。道路が崩れれれば都市部と地方をつなぐ大動脈・生活道路が崩れて住民の生活はたちまち、立ち行かなくなります。早急に点検をしてほしいです。