まちの安全管理センター

このブログは、全ての人々が安全で安心出来る地域社会を実現します。

千葉県のトンネルで3.7tのモルタルがはく落

2013-02-23 18:00:55 | 日記
 千葉県君津市で1月30日、国道410号の大戸見隧道の天井部分からモルタルがはく落しました。落ちていたモルタル片に車両が乗り上げ、タイヤがパンクしました。はく落したモルタルは合計で約3.7tに及んだが、人的な被害は出ていないそうです。人的被害が出なかったのは幸いですが、一歩間違えば大惨事です。岩手県平泉町では同日、東北新幹線のトンネルの側壁で再び化粧モルタルのはく落が見つかりました。走行中にはく落していたらと考えるとゾッとします。

10%の接着系アンカーが安全率1未満、笹子トンネル

2013-02-22 17:52:56 | 日記
 天井板崩落事故のあった笹子トンネル上り線で接着系アンカーボルトの引き抜き抵抗力試験を実施した結果、約10%で安全率1を下回るほど抵抗力が低下していたことが明らかになりました。2月1日に開催した国土交通省の「トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会」の第3回会合で、事故原因として注目が集まる接着系アンカーの引き抜き試験結果を初めて公表しました。とても怖いです。早急に対策を実施してほしいです。

「中国軍がサイバー攻撃」米社報告 20業種141企業に被害

2013-02-21 09:20:40 | 日記
 米国のコンピューターセキュリティー企業「マンディアント」(バージニア州)が、米国の企業や政府機関に対するハッカー攻撃に、中国・上海を拠点とする人民解放軍の部隊「61398」が関与している可能性が濃厚だとする報告書を20日までに発表しました。19日には米アップルの従業員のパソコンがサイバー攻撃を受けていたことも明らかになるなど、増加するサイバー攻撃は米社会に衝撃を与えています。
 報告書については、米紙ニューヨーク・タイムズが詳細に報道しました。74ページからなる報告書は、「61398」が2006年から、テレコミュニケーションや宇宙開発、エネルギー分野など約20業種、少なくとも141企業からデータを盗むなどしたと指摘。そのうち米企業が115社で、カナダと英国の企業も含るそうです。
 盗んだ内容は、企業合併や製造・実験に関する情報などで、複数の企業幹部の電子メールも無断で読まれていました。
 報告書によれば、ハッカー攻撃に関わったのは、コンピュータープログラムやネットワークオペレーションに詳しく、英語も自在に操れる数百~数千人だそうです。「61398」は、「醜いゴリラ」と呼ばれるグループなど、3つのハッカー集団とも連携を深めていたそうです。
 「61398」はハッカー攻撃を通じて、米国のインフラ自体を破壊しようとしなかったそうです。しかし、電力会社や化学製品企業のデータも盗んでおり、マンディアントの専門家は「こうしたデータにアクセスしたことで、意図しなくても(インフラに)何らかのダメージが生じる可能性もあった」と述べました。
 米国務省のヌランド報道官は19日の記者会見で、同紙の報道内容についての確認は避けた上で、これまでもサイバー空間の不正に関して「定期的に中国高官や軍など、中国政府に懸念を伝えてきました。今後も継続していく」と述べました。
 さらにサイバー攻撃を「ほとんど全ての米中協議の場でも提起してきた」と強調したそうです。映画の中のような冷戦時代の、各国の情報戦が実際に起きました。とても怖いです。

記事シールド設計・施工のヒヤリハット抽出

2013-02-20 17:47:29 | 日記
 国土交通省は1月31日、シールドトンネルを設計・施工するうえで事故につながるような「ヒヤリ・ハット」の事例を建設会社へのアンケート調査によって抽出し、注意事項として取りまとめたました。昨年2月に発生した岡山県倉敷市の海底シールドトンネル工事の事故検証などを目的に設立した「シールドトンネル施工技術安全向上協議会」の第5回会合で明らかにしました。十分に検証し、事故防止につなげてほしいです。