まちの安全管理センター

このブログは、全ての人々が安全で安心出来る地域社会を実現します。

区道30メートル崩落

2013-10-07 09:46:18 | 日記
 8月19日のブログでも心配していた事故が起こりました。4日午後11時ごろ、東京都港区麻布十番の幅約5メートルの区道が約30メートルにわたって崩れました。区道は古川沿いの高さ約6メートルの護岸上にあり、のり面のコンクリート部分や区道の土台に当たる土砂が川に崩落しました。幸いな事に、けが人や家屋への被害は出ませんでした。原因は水道管の老朽化により、水道管の周りに空洞が出来た事が原因のようです。
 都建設局によると、現場の区道は昭和初期に造られ、都は昨年から周辺の護岸の改修工事を進めていました。3日に工事関係者から道路が沈下しているとの通報があり、4日午後6時以降、通行禁止にしていたそうです。原因となった水道管は、建設から60年以上が経過して老朽化が問題視されていました。
 今回のような老朽化したインフラは、東京都内に多数あります。東京オリンピックも大切ですが、都民の生活に密接したインフラの老朽化も重要な課題です。



シェアハウスは寄宿舎

2013-10-05 09:08:26 | 日記
居室を極端に細分化した“脱法シェアハウス”を撲滅するために国土交通省が9月6日付で通知した技術的助言が波紋を呼んでいます。これに照らし合わせると多くのシェアハウスが建築基準法違反になるとみられます。狭い部屋を仕切りで区切り、極端に狭いスペースを低家賃で住ませています。防火設備が設置されていなかったり、避難経路が確保されていなかったり、居住スペースでは無い所に住ませたりと社会問題になっています。
 事業者からは「運営に支障をきたす」「廃業せざるを得ない」などの声が挙がっています。しかし、違法です。危険なので、火災の際に死者も出ているし。路上生活者や日雇労働者にとっては、決まった住所で生活できるので行政サービスも受けやすい利点がありました。行政のこういった施設もあるようですが、まだまだ数が少ないようです。なんとかならないのでしょうか?

この場所に!? リニア

2013-10-04 13:36:03 | 日記
 JR東海が公表したリニア中央新幹線の環境影響評価準備書をもとに、起点となる品川駅から神奈川県の橋本駅の先まで主要施設の計画地を見てきました。用地買収のしやすさを見込んでいるのか、「まとまった土地」を中心に絞り込んでいるようです。莫大な建設費を抑える為、大きく迂回するルートではなく、出来るだけ真っ直ぐなルートにしたようです。

タクシーの忘れ物防止システム

2013-10-03 22:03:10 | 日記
 2012年の1年間で、タクシー内に忘れ物をしたという問い合わせが、東京都内だけで5万3,300件にのぼっています。うっかりやってしまう、タクシーでの忘れ物ですが、ある画期的なシステムで、その心配なくなる可能性があります。
 「ついうっかり」、「急いでいたから」という理由でなくならないのが、忘れ物です。
特に忘れ物が多い場所といえば、タクシーです。街の人からは、「タクシーとかですね」、「よくタクシーの中に忘れちゃったりとか」といった声が聞かれました。しかし、そんな忘れ物を防止する世界初のシステムが、3日から試験運用されました。
 忘れ物防止システムの搭載されたタクシーは、見た目は全く普通のタクシーです。しかし、スマートフォンを置き忘れると、タクシーから警報音が鳴ります。忘れ物を教えてくれる秘密は、車内の赤外線カメラにあります。後部座席周辺を監視しているこのカメラは、忘れ物がない車内の状態を記憶しています。そして、乗客が忘れ物をして、車から降りると瞬時に映像を解析。警報音で忘れ物を知らせてくれます。タクシー大手「kmグループ」の国際自動車が、システム会社と共同開発したこの忘れ物防止システムです。このシステムを開発した、イデアクロスの中嶋公栄社長は「プライバシーに配慮して、お客様の顔ですとか、お姿がくっきり映るといったものにはなっていない」と話していました。
 このシステムは、1台およそ5万円だそうです。かなりコストがかかります。それでも導入する背景にあるのは、忘れ物の増加です。都内の忘れ物が集まる警視庁の遺失物センターでは、3カ月分の拾得物が保管されており、傘だけで7万本以上あるそうです。ほかにも、入れ歯や松葉杖なども忘れ物として届けられています。保管費用だけでも莫大な費用がかかります。
 東京都内だけで、2008年には、およそ4万8,600件だったタクシーの忘れ物の照会件数は、2012年、5万3,300件にまで増加しているそうです。
「タクシーの中に、非常にスマートフォンをはじめとした忘れ物が多い」そうです。
爆発的に普及したスマートフォン。しかし、従来の携帯電話に比べて薄くなったうえに、ストラップもつけられない機種が多く、いつの間にやらポケットからするりと落ちていることもあります。いまや、タクシーでのスマートフォンの忘れ物は、都内で年間1万件近くにのぼるそうです。特に、タクシーの中では、座席や床が柔らかいため、スマホが床に落ちても、ほとんど音がせず、夜だと床に落ちれば、ほとんど見えないこともあります。酔っていたら、さらにわからなくなります。もちろん、今回の忘れ物防止システムは、そんな見えにくい場所でも大丈夫なようになっています。
 忘れ物をとらえるカメラは、運転手の上だけでなく、運転席と助手席の下にも配置されています。たとえ、暗い床でも忘れ物をばっちり感知します。また、カメラはトランクの中にも設置されているので、ほとんどの忘れ物をカバーすることができるそうです。
 この会社では、来春からグループのタクシーおよそ3,200台に搭載予定だそうです。ほかのタクシー会社への販売も検討しているそうです。

「客引き禁止」新宿区条例

2013-10-02 21:47:27 | 日記
 東京都新宿区が「安心して歩ける街」を目指し、あらゆる客引き行為を禁止する条例を施行してから10月1日で1カ月が経ちました。繁華街をパトロールする新宿署員の姿が見られます。しかし、効果のほうは未知数のところがあります。罰則がないため、注意されても再び客引きをしています。店側としても、客引きが店の売り上げの7~8割を占めるお店もあるからやめられないようです。夕方から夜、深夜にかけて歩いていると何人もの客引きに呼び止められて中々進まない事も多々あります。一部でしょうが、中には酷い店もあるらしいので。みなさん注意しましょう。