築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

マグロは・・・

2024-12-21 08:33:46 | Weblog
私共のお店の前はウニを中心に扱う仲買さんなのですが、早朝からそのお店には
同業者がウニを求めて買いに来ている姿をたくさん見ました。
聞けばウニの競りがめちゃくちゃ高いらしく、在庫分けてもらえないか?と
仲間が聞きに来ているという状況のようでした。

この時期になると私も友人、知人にお正月用のウニやイクラ(塩)を頼まれたりするのですが、
今年はとりあえず「止めておいたほうがいい」と言ってます。。高すぎるので・・・・

それに引き換えればマグロは優秀だな~って笑

旋網漁が終わって延縄漁中心になったことでは確かに相場はかなり高くはなりましたが、
もともとが設定の高い延縄漁のマグロ。
それを考慮すると、延縄漁のマグロ自体の相場は師走に入ってもさほど変わっておらず、
まぁ今年は数も多いということが大きいのは事実ですが、マグロ自体の値段というのは
けっこう安定している部類だと思います。というか・・・イクラやウニが異常なだけかもしれませんが・・・・

それ思うと、お寿司屋さんは大変ですね(^^;)
ウニもイクラも必須ですもんね~~~(><)

近海の天然本マグロは今日もそこそこ数も出ておりましたが相変わらず競りで残るか、
やっと売れているか?という感じの魚が大半。

ただ競り残っているとはいえ魚はイイんですよね!魚がいいのはわかっているんですが、
値段がそこまで高いのは必要ないな~ということなんですよね。
値段(単価)がもう500円、1000円やすければ喜んで買うよ~という仲買さんは多いと思います。
逆に品物もそこまでもものではないんですが、浜値も安い魚の方が競り合われて結果、意外と
競り残っているマグロとそんな大差ない値段になってしまっているものもありますね。
「そんなに出すなら残ってるの買えばいいのに・・・」みたいな(^^:)





相変わらず安くないんですが、それなりに値段も安定して品物も良い延縄のマグロ仕入れております。
来週からはいよいよ・・・・ですがバタバタするのかな~???

今の感じですと、例年になく静かな年末になりそうな気がしてますが(><)

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