2019. 2.18(月)、本日は朝から青空となったので、駒込駅近くの「六義園」に、「白梅」の撮影と「針穴写真」(ピンホール写真)の撮影に行ってきました。
まずは、普通のデジカメで撮った白梅です。
「藤代峠」からです。
と言うことで、ここの白梅は見頃までには、まだ、時間がかかりそうです。
その後は、「針穴写真」(ピンホール写真)を撮影しました。
レンズの代わりに小さな穴を使って撮影する針穴写真は、光の回折現象によりボケたような感じの写真しか撮れませんが、それをできるだけ少なくするには、大きなフィルムを使用するのが正解です。ですから、フィルム時代には「4×5判シートフィルム」を使用するとか、「120ブローニー判フィルム」を使用するのが普通でした。これに対応するものとしては、120ブローニー判フィルムを使用する中国製トイカメラ「HOLGA120」を針穴写真機に改造した形の「HOLGA PINHOLE」(7,000円程度)が割と簡単に入手でき、針穴写真を撮影できるものだと思います。
しかしながら、この120ブローニー判フィルムの価格は1本800円程度、現像代が1本700円程、そして、1本で撮れる枚数は15枚ですので、プリントは1枚につき50円として、750円と計2,250円もかかります。
と言うことで、ビンボーな私にはとても無理ですので、デジカメを使用して、針穴写真を撮ることとしました。この場合でもフィルムに相当するイメージセンサーが大きな方が良いので、35mmフィルムの1.7倍のメージセンサーが入っている「富士フイルム:FUJIFILM GFX 50R」を使うのが最も良いと思うのですが、それはボディのみで61万円もするので、私には入手はとても無理です。このため、私が持っているデジカメの中で最もイメージセンサーが大きい、と言っても、イメージセンサーは35mmフルサイズの半分の面積であるAPS-Cサイズのものですが、”「レンズ+CCD」ユニット交換式コンパクトデジカメ「リコー:GXR」+Mマウントユニット「リコー:GXR MOUNT A12」”に、ピンホール「ケンコー:PINHOLE LENS 02」(焦点距離28mm)を取り付けて撮影することとしました。
と言っても、これでは、ボケボケの写真しか撮れないと思いますが。
まずは、六義園の入口近くです。
茶室への入口と
茶室です。
この「ケンコー:PINHOLE LENS 02」は直射日光にものすごく弱いです。
大きな池に出て、その周りを反時計まわりに藤代峠まで進みます。
藤代峠からです。
先程、池に出た所に戻り、今度は時計回りに、藁ボッチがある場所まで進みます。
なお、撮影条件ですが、ISO1600でシャッター速度は1/60~1/15秒ですので、しっかり構えた状態であれば、手持ちで撮影可能でした。フィルムを使う場合は、シャッター速度は最低でも1秒は必要ですので三脚は必須です。ですから、デジカメでは、ISOを高くして撮影すれば手持ちで撮影できると言うのは大きな長所だと思います。
と言うことで、ボケボケの写真と言うか、かなりなソフトフォーカス写真ですが、とりあえず、デジカメで針穴写真を撮ることがきました。
以上は、レンズ交換式デジタルカメラ「パナソニック:LUMIX DMC-GF5」+「パナソニック:G VARIO 12-32mmF3.5-5.6」、「レンズ+CCD」ユニット交換式コンパクトデジカメ「リコー:GXR」+Mマウントユニット「リコー:GXR MOUNT A12」+「コシナ:M-Lマウントアダプター」+ピンホール「ケンコー:PINHOLE LENS 02」(焦点距離28mm)で撮ったものです。
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