モエレのオジロワシ 2/18 漁場を張る三郎

2022/2/18　金曜日　晴れ

今日のモエレの様子となります　このところ日中は日が射して暖かいので　漁場も氷が溶けているのを期待してモエレへと向かいます


中の橋の上から　漁場を覗くと

水門の前に　カラスと　黒い影が見えたのですが足が長く見えましたのでアオサギでも来ているのかな
と思いながら　漁場の方へと向かいます



漁場が良く見えるところまで近づきますと（R1-ポイント辺り）
実は先ほどの黒い影は

オジロワシであったことがわかります
漁場の前の木の　水からすぐの枝の上にとまっていたので　足が長く見えたのだと思います



このオジロワシ







一二郎でないことは明白なのですが
顔つきが一郎によく似ていますね　目つきの鋭いところがそっくりです
さらに尾羽をよく見ると　うっすらと黒い縁が残っているのがわかりますね

ということは　成鳥間近の若鳥であるようで　おそらく何度か見たことのある鳥のようです
先日　一二郎と入れ替わって飛んで行った若鳥によく似ていますね
頭はグレーが濃く　胸の色もあまり白くありません　くちばしは黄色です

その時は　三郎ではないかと考えたのですが　おそらく同じ鳥なのだと思われます

その時の三郎の特徴としては　左翼指6枚目の先に欠けがありましたが　果たしてこの若はいかに…
その時の写真を貼っておきますと




こちらの写真になりますが　この鳥とよく似ています
顔つきなどはそっくりでしょうか　以下の参考にしていただきたいです




漁場近くの枝の上から

魚が出てくるのをじっと張っているのがよくわかります



カラスもやって来て

そばをウロウロしています



こちらも場所を少し移動してゆきますと







少し近づきますが
この時　随分と首を伸ばしているのがわかります
実はこの時　魚の気配がしたのだと思われ



すぐその後に

飛び上がりました！

この時一瞬　何が起こったのかわからず　すぐに見失ってしまうのですが


カメラの方は







氷の岸の近くに飛び込まんとしているオジロワシの写真を捉えていましたが　ここまで


いったん見失ってから　10秒後に　水の中から飛びあがるオジロワシを発見します


先ほど飛び込んだあたりから　右の方へと飛び上がるのですが














どうやら足には何も持っていないようで
獲物に逃げられたのだと思われます



この時　左翼6枚目の翼指に注目するのですが
先が欠けていれば三郎であることがわかるのですが…






この写真の左翼指6枚目の先が欠けているように見えるのですが…



氷の上に着地した三郎？は

呼吸を整えて　また



獲物が出てきたあたりを眺めています



そしてまた









飛び上がって先ほどの木の枝の方へと飛んで行きます
この時尾羽の先の黒い縁が見えます
尾羽の●●は　準四郎のとは違いますので　三郎かと思いますが…







左翼指6枚目の先はよくわかりませんね…でもたぶん　ということです



先ほどの枝のすぐわきの太い木にとまったのですが




そのあと少ししたのちまた

さっきの枝に戻りました


見れば見るほど




一郎を思わせるような　三郎になりますが



こちらがまた場所を移動しているときに　異変が起こります
先ほどまで止まっていた木の枝に　オジロワシの姿がありません…


それもそのはずです
左の奥から　キツネが来ていました




とてもきれいな　若そうなキツネになりますが
後で気づいたのですが　もう1匹キツネがいたようです



このキツネ　漁場をうろつきまわって

獲物を探しているのですが



三郎はというと







木の高いところに避難していましたね
キツネが去るのをじっと待っているのですが



雪原の中をキツネは



ゆっくりと歩いてゆきます






とてもきれいな若そうなキツネですが　見たことがないキツネですね



このキツネが次の写真の左端にいて

右上の端には　半分だけオジロワシの姿が写っています
そして　そのオジロワシの左下の木の陰に　もう1匹キツネの陰が写っていました
どうやらキツネは2匹現れたようです



暫くしてキツネは去ってゆきましたが
オジロワシの三郎は

木の上で待機


そのまま　こちらが中の橋の上に引き返してくるまではずっと



木の上から動かず漁場を張っていたようです

今日はここで帰ってきたのですが
中の橋の向こう側を飛んで行く白い鳥がありましたが


それは




翼指の横縞がどう数えても6本しかないので
ハイタカでした


あっという間に

中沼の方へと飛んで行ってしまいます。

そろそろ　大物があがるかもしれないモエレとなります
それでは　また