トラックのみの製造となったいすゞジェミニのシガレットケースです。
乗用車を造っていた当時は、沢山の名車を世に送り出していました。
いすゞが最初が最初に注目を浴びた乗用車は、ノックダウン方式で
作ったヒルマンミンクスでした。
その後、長島茂雄が宣伝出ていたベレル。
ディーゼルエンジンも載せたフローリアンは、不人気で
自動車教習所でよく見かけました。
この時代の最高傑作は117クーペで、あのラインを出すのは
職人さんが大変な手作業を行ったそうです。
その流れをくんだピアッツァ/ピアッツア・ネロは短命でした。
そして、GT時代の先駆けとなったべレットで、赤文字エンブレムが
人気を不動のものとしました。
そしてバブルのスキー時代となった時には、ペンションでお客を
運ぶためにファーゴ4WDがデリカ4WDと共に活躍しました。
そのバブル時代にジープを模したビッギホーンもありました。
乗用車としては、今回のジェミニとアスカが21世紀まで
生き延びましたが、乗用車部門の閉鎖で製造終了となりました。
今回のジェミニで思うに、その当時の宣伝で街の遊撃手として
何台も編隊を組んで走行する映像は、今のミニの宣伝に
似ています。
こんなに面白い自動車を作っていたけで、メジャーになれたかった
メーカーのシガレットケースは流通量が少なそうです。
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