45歳定年説が大炎上している。さんざんこき使って要らなくなったらポイなのか、とお怒りの方も居る様だが、会社とはそう云う所である。逆に言えば、必要とされる人は年齢とは無関係に雇用され続けるのが道理である。経済成長期では年功序列・終身雇用が合理的だっただけの話であり、早期退職プログラムとかで中高年を減らす企業が増える傾向は変わらないと思う。反対する人は、恐らく再雇用の難しさに不安を抱いているのだろう。そこで暴論的提案なのだが、30歳代の希望するタイミングで会社都合退職させてはどうか。その後5年間は大学での学び直しと子育ての時間に充てるのである。その期間の生活費は国がケアする必要が有るが、社会経験が有って新しい専門スキルを修得した「再卒者」は、会社にとっても雇用価値が有ると思う。もう一度就職活動をしなくてはならないのはゲンナリではあるが、何の準備も無くいきなり肩を叩かれるよりはマシだと思うのである。