この儘呼称として定着するのか、マイナカード。単位文字数当たりの情報を可能な限り圧縮するのがメディアの宿命なので、マイカへの短縮は予め覚悟しておきたい(何の)。接種証明スマホアプリの個人認証にマイカを使うらしいが、ユースケースを考えればカードの空き領域に暗号値を置いといて、それを読んでサーバで照合する確認アプリを配布した方がどう考えても楽である。「マイカ持ち歩くのは…」と言うんだったら、そんな物騒な代物を保険証や運転免許証代わりに普及させるのは止めた方が良い。個人認証としても適正な運用が為されるかは危うい。接種済みの親の休眠マイカを拝借する輩が居ないとも限らない。カード自体に情報を持たせた方が良いのは明白だろう。スマホ機能付きマイカを発行すべしと云う従来の立場に変わりは無いが、竹に木を接ぐ様な使い方は却って普及の妨げとなろう。マイカと云う圧縮表記が当たり前になる利活用を考えて欲しいのである。