これで何回目の理由が分からない感染減であろうか。東京都の新規感染者は302名、陽性率は7.1%との事である。懸念されていた自宅宿泊療養・入院調整中の数も合計して5223名と激減である。気候が良くなった、夏休みが終わった、オリパラの熱狂が去った、ワクチン接種が進んだ等、幾らでも後講釈は可能であるが生活が大きく変化したという訳でも無い。出来れば因果関係、最悪でも相関関係を見出さない限り、冬に増加した時に有効な手が打てない。アマビエ様が夏バテから回復したでも構わないから、何とか理由を付けたい。緊急事態宣言の効果と言い出す政治家が居たらスルーするとして、個人的には冷房が無くても過ごし易くなったから換気出来る施設が増えた仮説を推したい。夏場に沖縄で、冬場に北海道で感染拡大が先行すれば傍証になると思うのだが、因果関係を立証するのは難しそうである。しかし減ったんだから結果オーライ、で済ませては人類の叡智が泣くのである。