働き方改革に於けるIT利活用事例として大変好ましい。昨晩深夜のNHKで台風情報のアナウンスが、合成音声だった。一部の単語でやや違和感が残るものの、総じて「NHK弁」を流暢にこなしていた。これからの時代、機械に出来る事はお任せして人間様は寝て暮らすべきであると再認識したのであるが、数分後に現地からの生中継が始まったので「いや、人間いるんかーい!」と反射的にツッコんでしまった。精度が向上していても、まだまだ人間様がやらなければならない事は多そうである。しかし今後、単に原稿を読むだけの仕事は確実に減っていくのは間違いなさそうであり、アナウンサーは「言葉で伝える技量」が問われる様になるのだろう。日経平均株価を情感豊かに語り聞かせると云う難易度の高い挑戦も悪くは無いが、矢張りスポーツ実況方面で腕を磨くべきである。北の富士さんをそつなくいなしながら大相撲の中継をこなす、辺りを到達点として研鑽して欲しいのである。