まずはやってみなはれ。FIATがMicrosoftとコラボして、メタバースで車を販売するそうである。2024年に北米限定でオープンするそうで、当面はどんなもんか覗くのは難しいだろう。恐らく外観や内装を3Dモデルとしてチェックするぐらいしか出来ないと思われるので、実物の色味の確認とか試乗とかがしたい人にとっては不要なサービスであろう。しかし「取り敢えず下駄が欲しいけどディーラーまで出向くのは億劫」と云う人には刺さるかも知れない。無駄にだだっ広い米国なら尚更であろう。ネット通販でそこそこのお値段のスマホとかPCとかを購入する時代である。メーカが信頼出来る所なら、実用品と割り切ってカタログスペックだけ見て買う、と云う人も一定数居るだろう。国内だと軽自動車がそれに該当する様な気がするし、Amazonが30万円ぐらいで翌日配送してくれるならウッカリポチる可能性も有る。販売チャネルの一つとして定着するかは、まずやってみないと分からないのである。