相変わらず微妙な情報を小出しする河野大臣である。コンビニのセルフレジで年齢確認が義務付けられている酒・タバコの精算が出来る様になったそうである。「なった」と言っているがローソンのごく一部の店舗では2022年から運転免許証で実証実験が行われており、それがマイナカードも含めた形でガイドラインが纏まった、と云うのが正確な表現だろう。そもそも近所のコンビニにはセルフレジが無いし、結局は運転免許証が有れば事足りる。いずれ統合する方針は決まっているが、達成までのロードマップは出ていなかったと思う。公式の成人認証と云う非常にアドバンテージの大きな仕組みなのに、それを有効活用出来ないのは社会的損失である。署名した証明書をICチップに格納したレプリカカードの発行を許可し、学生証も社員証もポイントカードもそれでOKにするだけで、マイナンバーの恩恵を感じられる機会(住所氏名生年月日記入不要)は格段に増えると思うのである。