天候不順のため、参加希望者24名の「海の集い」という行事が中止になった。
そこは「大洗サンビーチ」といって、障害者にやさしいビーチなのだ。
砂浜は杖や車椅子の人にはとても歩きにくい。足はとられるし、車椅子のタイヤはもぐるし。
でもここには「ランディーズ」といって水陸両用特殊車椅子があるのだ。大きなゴムのタイヤで砂浜での移動も楽だし、ボランティアさんに支えてもらえば波打ちぎわで波と戯れることも出来る。海水にプカプカ浮くのも楽しい。
砂浜までのアプローチも万全、更衣室・トイレも使いやすいようにバリアフリーになっている。
私は手術の前年に参加したが、足の状態が最悪で普段松葉杖を使っていた。ジッとしていても左足の痛みがあり、そんな状態での参加だったのでやはりその車椅子を使わせてもらった。(写真はその時のもの)

3年ぶりの皆が楽しみにしていた企画だったが、このところの天候に不安があり急遽中止となってしまった。
その結末は・・・・・なんとピッカピッカの晴れでした!
そこでお詫びのプリントと参加費の返金を会員のお宅まで届けに回った。
地域のお宅を十数件車で移動 車から降りる→歩いて玄関先まで→口頭でお詫び→車まで歩く→車に乗る・・・を何回繰り返したろう。 軽自動車の後部座席は狭くて乗り降りが大変、足が深く曲がらないように気をつけなければならない。
足の調子はすこぶる快調、車から降りた後もスッスっと歩くことが出来て気分が良かった。 術足にしっかり体重をかけて歩くと姿勢も良くなるし、未術足への依存度も少なくなる。当分は意識づけが大切かと思っている。
夜になってやはり股関節の痛みが断片的におそってくる。
そこで電気治療器に腰掛け至福の読書タイム。
どんな状態になっても楽しみに転じてしまう私なのでした。