人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

ホテルの食事

2006-09-22 | 日々の生活
 左:ホテル夕食 右:ホテル朝食

 一泊の姉妹旅行は好天に恵まれ、始めて素晴らしい富士山を目の前に見ていい思い出が出来た。
 なにより絶景風景が一番のごちそう!

 が!  
 食いしん坊の私のこと、ごちそうを前にして写真を撮らないわけがない。
 
 夕食は、テーブルに乗り切れないほど。
 調子に乗り食べすぎて、あとで苦悶の時間が来ることになろうとは・・・。
 これでしばらくは、死なない程度にお口にチャック!

1年ぶりの温泉旅

2006-09-21 | 人工股関節
某所・某ホテルから見た朝の富士山

 ほぼ毎年一回くらい、姉妹会をやっている。夫婦共々あつまり温泉に入ってお酒を飲みながらおしゃべりしたり、カラオケしたり(今回はカラオケ施設がないため、少しだけ残念・・・)。
 昨年は私が入院中だったため、皆がわざわざこちらに出向き、病院見舞いのあとに私抜きで近くのホテルでやった。

 一年後の今日、手術後の私の歩き方をはじめてみた姉は、「ロボットみたいね」と言った。
 そう、きっと前と比べてあまりにもきれいに、均一なリズムで歩くので、そう思ったのかもしれない。ロボットというよりも、モデルさんみたいだと言って欲しいな。

 ただ、畳での座り方・立ち上がり、靴下はきなど、多少動きが不便にはなった。それをみて、
「手術して本当に良かったの?」
「そりゃー、あのままだと骨がくっつき歩けなくなるし、痛みもひどかったもの。」
 私の選択は間違っていなかったということを話した。

「そうよね~、するしない(手術)は人それぞれの哲学ってものよね~。よく頑張ったね。自分はできないな。きっと」

ジョナサン特選ランチ

2006-09-18 | 日々の生活

  ファミレスは同じ所だと飽きてしまうが、初めて入ったジョナサン(土浦)は、ファミレスでもなにか新鮮な感じがした。

 天井が高い・メニューがいつも行くところよりも豊富(なような気が・・・)。 スープがおいしい。メニュー・盛り付けの感じが違い、子供のようにはしゃいでしまった。私も他愛のない人間だな。

 パスタも、具との絡み合いもよくおいしそう。私は寒かったのでうどんを注文した。大根おろしがおいしそう。親子丼の小丼が付いたのは誤算だった。いかに食いしん坊でもお腹が一杯。
 写真は2人分ですから、誤解のなきよう。

茨城県身体障害者スポーツ大会

2006-09-17 | 障がい者関係

 この大会はパラリンピック全国大会の予選と、各地障害者の体力の向上・スポーツ振興もかねており、様々な競技に奮闘する多くの若い選手の姿と、われわれ元気な高齢者の姿が混在し見事なコラボレーションである。
 競技種目は多種多彩にわたり、大きな運動施設内の各会場で行われた。

 陸上競技:スラローム・スラローム(電動)・1500M走(視覚)・車椅子(60m・100m・400m・1500m)・障害急歩・800m(聴覚)・100m(視覚・肢体・聴覚)・立幅跳(視覚・肢体)・走幅跳(聴覚・視覚)・ソフトボール投(肢体・視覚)・砲丸投(聴覚・肢体・視覚)・やり投(聴覚)・ビーンバック投(肢体)・ハンドボール投(視覚・聴覚)・走高跳(聴覚)・フライングディスク。
 その他卓球・水泳・アーチェリーなど。    

 障害に応じた対応があり、特に視覚障害の場合は鈴を鳴らしたり、伴走者が付く。全速力で疾走する姿には感動するものがあった。
 障害別にゼッケンの色が違うのは、それぞれの対応に係員が配慮しやすいためだろうと思う。選手と共に大会を盛り上げるのは、多くのスタッフとボランティア。短大生あるいは高校生の姿もあったかな。

 何といったって、動きの鈍い我々を競技の場に導くのは大変。混乱をきたす場面もあり、緻密な計画と打合せが必要であろう。私も身体は動かないくせに、声だけ張り上げて。
 でも今回はボランティアさんにかなり甘えて幼稚園生みたいに指示待ち状態。おやつを食べたりジュースを飲んだりと遠足気分である。

 2回転びそうになった。
 1.通路にあった靴をまたごうとして、思うように足が上がらずつまずく。
そばの壁に手をついて転倒を防いだ。
 2.前の人が突然後ろ向きにぶつかってきてよろけた。
杖をついていたので踏ん張って転倒を防いだ。
 
 私はフライングディスクという新しい種目に参加。ただ成績は6人中の5位というお恥ずかしい結果。(ま、いっか~)
 思えば去年の今ごろは入院のため不参加。少し自信がなかったが身体がふらつかず安定した姿勢で投げられた。

 食いしん坊おばさんとしては、お弁当もしっかり写しましたよ。
 もちろん完食!


入院生活の思い出(4)

2006-09-16 | 人工股関節
 ★歩行訓練
 やっと車椅子生活から松葉杖になり、左右交互に荷重をかけることが許されてからは、歩くのが楽しくなった。5センチの脚長差がほとんどなくなり、目の前の景色が揺れなくなったし、目線が高くなったような気がする。写真を見ると姿勢も良くなった(特にヒップアップ)ような気もする。
 まだ早くは歩けないが、一歩一歩歩幅を確認するように歩く練習を続けた。リハビリではまだまだ術足への荷重のかけ方が下手で注意を受けることが多かった。無意識にかばうのかもしれないし、なにより怖い。

★傷跡
 以前にも書いたが、親からもらった身体にメスを入れたのはこれで4回目。その中で今回の手術の傷跡が一番小さかった。MIS法とかで「極小侵襲手術」というのだそうだ。
 長さにして7~8センチ。こんな小さいところから、どうやって人工関節を入れて大腿骨と臼蓋の部分に固定するのだろう。高度な技術と熟練が必要だろうと思う。私の主治医はこの点に関しては自信を持っておられるようだ。

 以前の手術跡は約30センチ、大腿部まで達している傷跡は水着を着た場合はもろに見えてしまい、若いときはバスタオルなどで隠していた。
 今でも人が横に座ってそこの部分に触れると妙な違和感と痛みを感じるのは不思議である。