32キロ。このあたりでは、もう歩きがメイン。
200m走っては500m歩くようなことしかできなくなっていた。
新庄の折り返し。折り返していったん下ってからは微妙な上り勾配が2キロ続く。
33キロ。
あと9キロばかり1キロを歩き込みで9分くらいかかっている。
9かける9分であと80分と少し脚が持ってくれればいいのが、歩きでもキツイ。
34キロ。
歩いているランナーをずいぶん見かけるようになってきた。
しかし、一体どうしちゃったんだろう?オレの脚。
35キロ。
30~35キロはまさかの49分・・・・・。
初フルのそうじゃの時と同じくらいのスピードなのだが、足の状態が全然違う。
35キロを過ぎると最初の逆上がりが始まる。
とてもじゃないが走っては登れない。
下り坂は走れることは走れる。
それでもキロ7分が限界だし、右足に地面を蹴る力はなくて惰力で落ちていく感じ。
39キロ付近の2回目の上りも歩いてクリア。
なんとか完走は出来そうだ。
40キロ。
35~40キロも安定の49分50秒。
ココからから300mくらい下り坂なので走れる。
下りの惰性を利用して平たん地もなんとか走る。
相変わらず足は動かないが、ゴールも近いし少しでも走ろう。
41キロ。
1キロ1キロがずいぶん長く感じる。
朝酌川沿いに走るコースに入ると、あと1キロ。
やれやれ、ようやく楽になれる。
なんとかグロスでも5時間半切れそうだ。
こんなタイムで走るのは3年ぶりかなあ・・・・
市立体育館の前に来ると応援の数が一気に増えてきた。
こおなると歩くのはみっともないので歩いているようなスピードでも走るしかない(笑)
最後のカーブが見えてきた。
最後の直線。動かない脚で必死に走って、グロス5時間27分でゴール。
やれヤレだぜ。雨降ってたら心が折れてたな。
今回のコースはこんな感じ。
こおして、人生10回目のフルマラソンは惨憺たる有様で終わった。
フルで体調がおかしいまま走ったのは3回目だが、今回が最もひどかった。
日曜のレースから4日たったが表面上の筋肉痛も収まって、日常生活では異常なし。
脚が動かなくなった原因は以下の要因のように思う。
1.3か月間のオーバーワーク
2.胃腸炎(実は嫁も感染し家族3人とも下痢ピーだった)
3.右股関節がまた歪んでた
でも、キロ6分15秒設定はオーバーペースだったりして。それは認めたくないのだが(笑)
お終い。