鈍足メタボランナーの日記

アラフィフ以上アラカン未満の鈍足メタボランナー
美作F1ロードハーフにエントリー中

今日はジョグオフ 船通山へ

2020-05-05 22:21:48 | スポーツ
今日はボウズは放デイ。
時間もあるので、山に上がってみることにする。
昨年は体調不良が続いて全くできなかった自然保護レンジャーの仕事をすることにする。(れっきとした県から委嘱されたボランティアなのだ)
目的は植物採取などの違反行為調査と登山道や施設の確認が任務である。


船通山登山道分岐のわくわくプール前。


登山自粛要請を出している割にバリケードはしてないし、車はバンバン上がっていく・・・・・。それも他県ナンバー。
植物を採取されても困るので、こちらは歩きながら鳥上滝コースを登っていく。


草木にうごめく鳥。ソウシチョウだ。これって外来種なんだよね。
吾妻山でも見かけたが、こんなところにもいるのね。


盗掘の痕跡となどを確認しつつ、ゴミ拾いもかねてゆっくり上がっていく。
スピードは必要ない。違和感を感じる眼が必要なのだ。


いつもは4月29日の朝のイベントに合わせてパトロールするのだが、それに比べると登山者はほとんど見かけない。


トリカブトが随分育っている。花はきれいなんだけどねえ。
奇麗なものには毒があるだっけ?


ニシキゴロモ。


船通山山域では初見のフデリンドウ。


ハシリドコロ。茶色い花がユニーク。


鳥上滝。なんだか小さくなっちゃた気がするのはなんでだろう??
望遠レンズだからか。


振り返ってみると新緑がきれい。
実は顔の周りを虫が飛び交い、目元口元めがけてくるので難儀しているのだ。


ナガバタチツボスミレ?オオタチツボスミレではないようだ。


サンインスミレサイシン。ここでは標高900M以上になるとよく見かける。


道がなだらかになるところに咲いていたショウジョウバカマ。みたのはこの1輪だけだった。


亀石コースとの合流点の道沿いにはカタクリの花が沢山咲いている。
この咲き具合からすると今年は表年のようだ。


オカメノキ


シハイスミレ。葉の裏は緑の部分がない紫だった。


山頂は30人ほど。いつもの年なら200人以上はいるはずなのだが、自粛看板が効いているのかな。


きちんとロープが張られ、それを乗り越えるようなお客もいないし、盗掘の形跡はない。
人がいるから採らないと思いがちだが、まさかのそれをやる人がたまにいる。
蒜山でそういうオバちゃん見かけたことがある。
8年前、ここでパトロールの時キクザキイチゲがコンビニ袋に入れられて投げ捨てられていたこともある。


季節はドンピシャと思ったけど、花が痛んでるところもあるので、微妙に遅かったみたいだ。


名残惜しいが、山頂のゴミ拾いして亀石コースから降りることにする。


ミヤマカタバミ


サンインシロカネソウ。


なーんだっけ、思い出せない・・・・・。いちど調べたのに。
なんとかのガラだったような。


シロバナニシキゴロモ。


イカリソウ。トキワとは葉の感じが違う気がする。


再びのサンインシロカネソウ


亀石コースは鳥上コースと違ってなだらかな区間もある。


ミヤキケマン。


オオタネツケバナ。


オオタチツボスミレ。


いつかは家族で登りたいものだが。ボウズの多動が収まらないことには。
それに退屈すると、時折草の葉っぱを取って食べるので注意が必要なのだ。ココ毒草もあるからね。


ヤマエンゴサク。


少ないがキクザキイチゲもあるのだ。


ネコノメソウ。


まだヤマザクラが咲いていた。


ウラベニイチリンソウ。


ヒトリシズカ。


カキドオシ。


セントウソウ。

帰るころには、タオル2枚、軍手2枚、飴の空袋複数、ペットボトル、なぜか女の子用のキャラクター手鏡(割)
となかなかのゴミがあった。ここは地元がしっかりしているところだけれど、それでも上がる人が多すぎるのかなあ。
まあ盗掘した形跡も見られなかったし良しとするか。

おしまい。