布団カバーの話。
袋状の布団カバーを取り換えるのはとっても面倒だ。
まずファスナーを下す。
すると「いや!いや!いや!」と抵抗して、
必らず布に絡まる。
上から下まで降ろすのに5回は布に絡まる。
そのたびにため息。
(そんなにいやがらなくてもいいじゃない?)
いったいファスナーがこの地球に現れてからいったい何十年たつのか?!
ところがまったく何の進化もしていない。
なんの反省もない。
こちらは根が(自称)仏様みたいな温厚な人間なので何とかため息だけで我慢するけど、
これがすぐにかっとなり、あおり運転をするような種類の人間だったらどうだろう?
たちまち布を引きちぎり、暴れだすにちがいない。
布団カバーかえの最初の工程でさえこうなのだ。
次に6か所、あるいはしつこいのは8か所もある紐で、あるいはマジックテープで結ばれているカバーと布団の絆を手探りでとっていく。
「いやぁ~いやぁ~!いやぁ~~!!」と抵抗する町娘を、
猫なで声で「うむ、うむ、悪いようにはしないから・・・」と猫なで声で6か所を、さらには秘所の2か所を手探りで探り当てて引き話す悪代官のごとく・・・
いえいえこんな話じゃなかったな。
ともあれなんとか「あれぇ~~~!」と逆らう布団から無理やりカバーをむしりとり、丸裸にして・・・
うむ?なんか変だな?
話の筋が・・・こんな話じゃなかったんだけど・・・
そう布団カバーの交換の話だった。
いかん!次第に酔いが回ってきた。
しばらく休憩・・・また書きます。