やや緊張した中で、会が始まった。
Bateria Seriaの子たち18名が、総合福祉センター1階にあるデイサービスを訪れた。
身近なものを使っての応急手当として、腕が折れたりした時、ストッキングを使うことをした。
見本を見せてから、18人が分かれて、おじいちゃん、おばあちゃんの腕を借りやってみた。
楽しそうですね。
今度は、頭をけがした場合。
だんだんなごんで来てスムーズにやれるようになってきた。
そして、「奇跡」の歌を披露したり、「紅葉」の歌を一緒に歌った。
歌の好きな方が多く、楽しそうだった。
そのあと、利用者さんから、「故郷(ふるさと)」の歌のプレゼントがあった。
「アンコール!」「アンコール!」のあとは、一緒に歌った。
質問タイムも楽しかった。
最高年齢の方は、99歳のコメさん。
耳も目もよく、くちも達者で、食欲もあると言っていた。
でも、足が弱り、車いすにお世話になった15年ぐらい。
子どもたちにプレゼントがあった。
かわいい傘だった。
「国際交流が初めてできた」
「ありがとう。また来てね!」と涙声で言ったおばあちゃんがいた。
子どもたちは、手でマルを作って、別れを惜しんだ。