2/2 金曜だ 小説を書くって2つタイプがある と思う
一つ目は西村京太郎さんやシドニーのタイプ。
もうひとつはダフネのタイプ。
シドニーは小説の舞台になる国、町などを実際に訪問したそうだ。
京太郎は電車なんかの時刻表まで使っている。
架空の時刻表とは思えない。
できるだけ現実の社会を描いているタイプ。
ダフネはすべて想像の産物。
タイトルは忘れたけど、あるアルプスの出てくる話があるけど
ダフネは最後にこの山は現実にあるものではありません。
探さないでください。って書いて終わった。
こんな小説ある?
もうひとつはある夫婦の話。
大柄な夫、可愛くて夫に従順な妻。
ある日、夫は空高く飛び立った、妻も夫を追って空に・・・・
私、なんだ、これ?
と、前に戻って読み直した。
巧妙に書かれた白鳥の夫婦の話で、まったく気がつかなかった。
ダフネは読み手をだますのに成功したのだ。
彼女の回顧録でどこにも行ったことないと書いている。
書く・描く文の力。 本当の文才。
私は心のどこかに残っていた書きたい願望をきれいに捨てることができた
のは、ダフネのおかげ?だ。
ダフネの作品で短編を集めたのがある。
ヒッチコックの鳥が表紙にある短編集。
短いのでぜひ、言語で読んでください。