工事費:当初の予算は5億円。次に2億円の追加。そして今回さらに3億円の追加申請がでています。
工期:当初は6か月→1年6か月
このような公共工事は、小さな自治体では聞いたことがありません。
・当初、この工事については設計が年度末までかかったことや未契約繰り越し、さらに設計の見直しに伴う工事発注の遅れでスタートしました。町長も自ら「イレギュラーなもの」だと議会答弁をしています。
・「児童生徒へ一日も早く提供したい」という意気込みはどこへ行ったのでしょうか。
・工事に関する監理費の増加はどうなっているのか、仕様の変更も多くあると思われるが追加の設計費は支払われないのでしょうか。
・国交省は、公共工事関するコスト縮減に関する指針を打ち出し取り組んでいるにもかかわらず、この工事はそれに逆行しています。
当初の測量や地質調査に基づいた設計は何だったか非常に疑問です。使用機械などは入札時に示している仕様書に納得して応札しているのになぜ変更するのでしょうか。事前着工は?
コロナや戦争があったにせよ、自己責任がなかったとは到底思えません。
ので、
この補正に賛成すると今後の前例にもなりかねないので反対です。