雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

戦い終わって偉くなる。

2011-04-25 20:33:24 | …and so on
土曜日の19:55ぐらいのこと。ワタクシのアパートは最寄駅から徒歩5分というのが取り柄なのですが、駅前で「最後のお願い」を大絶叫なさる区議候補の方々が入れ代わり立ち代わりで、「最後のお願い」の順番待ちのような様相を呈しておりました。選挙運動ができるのは20:00までなので、それはそれで最後だから仕方ないと諦めて、うるさいのをひたすら我慢していたわけです。昨日投開票が行われたわけですが、今朝、駅前で当選(落選)報告をする区議センセイがいらっしゃるかと思っていました。3か月ぐらい前から辻立ちをなさっていたのですから、お一人ぐらいはお礼かたがた駅前にいてもよさそうなものだと思ったワタクシが甘かった。ものの見事に誰もいないのです。国会議員のセンセイや都議のセンセイは、選挙の翌日には結構な確率で駅前に立って当選御礼報告をなさっているにもかかわらず…です。

開票結果を練馬区のWebサイトでチラ見したのですが、党によっては見事という他ないぐらいきっちりと同数近い票が入っておりました。…ということは、区域別・人口別に票が割り当てられていたとしか考えられない。だから、70人(!)以上の立候補者で、ある人はほとんど毎日見かけ、ある人は一度も見かけないということが起こるわけです。それならそれでいいのですが、うちの区域を割り当てられていたセンセイ方は、なおのこと御礼辻立ちをしてもいいのでは?と思ってしまうわけです。区議センセイが、国会議員センセイや都議センセイよりに比べても、誰が誰だかわからない一因はそういうところにあるのかもしれないと思った次第。あの「最後のお願い」の大絶叫は一体なんだったのでしょう。区民のための区政をとのたまうのならば、もっとマメに区民の前に姿を現していただきたいものです。

ワタクシの業界でよく言われていることですが「国会議員が一番腰が低くて、都議、区議になるにつれ威張り散らしている」とのこと。そんなふうだから、投票率が40%を切っちゃうんじゃないの?と思わないでもありません。