雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

池袋ウエストゲートパーク。

2018-09-22 16:08:43 | books&magazine
午前中は雨が降ったり止んだりの繰り返しで傘が手放せませんでしたが、今は、雨が止んで久しぶりの青空になりました。
今週はずっと雨だった印象があるので、気温もそれほど高くないし、秋晴れと言ってもいいかもしれません。
3連休の初日ではありますが、いつも通りカイロプラクティックに行って、Tully'sでランチして帰ってきました。
帰りに本屋さんに寄ったら「池袋ウエストゲートパーク13」が出ていたので、思わず衝動買いしてしまいました。

石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」シリーズは、シリーズ10くらいまでは、文庫が出るたびに真面目に読んでいました。
最近読んでいなかったのだけど、物語の主人公のマコトやタカシは、サザエさんみたいにいつまでも年を取らない。
TVドラマになったのは20年近く前ですが、ワタクシの脳内ではマコトは長瀬智也、タカシは窪塚洋介で固定されています。
宮藤官九郎の脚本も面白くて、まだ若い妻夫木聡や坂口憲二などが出ており、当時は結構楽しみにしていました。
役者さんはそれぞれ年を取っているので、TVドラマの再現は難しいですが、小説のイメージは当時のままにできます。

クドカン脚本のドラマは「木更津キャッツアイ」などが続きますが、ワタクシはIWGPで宮藤官九郎を知った気がします。
来年の大河ドラマも手掛ける大物脚本家(?)ですが、ドラマの中の小ネタなどは、当時とあまり変わらない。
大人の方々は「あまちゃん」で宮藤官九郎を知った人も多いと思いますが、あのドラマでも小ネタは随所に見れました。
もともとは「大人計画」という劇団の座付き作家で、彼のドラマには阿部サダヲなどの舞台人がよく出演しますよね。
20年近くも年を取らないマコトやタカシですが、小説で扱う素材は、その時々の時代を色濃く反映しております。
とにかく読みやすいので、30分くらいで1つの物語を読了し、明日中には1冊読み終われると思います。