特殊だというのは簡単だけど。

おはようございます。

東京近郊は、まだ梅雨も明けていないのに、熱帯低気圧が近づいているという予報が出てきました。
この熱帯低気圧は沖縄周辺や九州方面を回ってくるわけではなくて、直接、東海や関東に近づいてくる気配です。
昨年も同じようなコースで進んできた台風があったと記憶していますが、何とも不気味な感じがしてしまう。
台風の進路も変わってしまうくらい、日本国の亜熱帯化が進んでいるということではないかと心配になってきます。

神奈川県の障害者施設で、入所されていた方45人が殺傷された事件から今日で3年になるとのこと。
NHKの世論調査で、事件のことを覚えていないという人が、若い世代に多かったという報道がありました。
ワタクシも今日で3年が経つと言われても、何だか遠い昔の事件のような気がしましたが、事件そのものは覚えています。
この事件後も、何とも痛ましい事件が続いているので、その当時の衝撃が薄れているというのはあり得る話ですが。

事件の犯人と新聞記者が、面会したり手紙のやり取りをしているという記事がポータルに載っているのを読みました。
それによると、犯人は今でも自分の考えが揺らいでいないと言っているとのこと、何ともやりきれない思いがします。
自分には責任能力があり、死刑判決が出れば受け入れるとも述べているらしいのですが、反省の弁は出てこないらしい。
「自分が死刑にならなければ、社会が丸く収まらない」とのことだけど、被害に遭われた方々の気持ちとはかけ離れている。
この犯人が特殊なのだというのは簡単だけど、この事件を覚えていない若い世代の存在を考えると、怖いなと思ってしまう。
京都アニメーションの事件なども、犯人が特殊というよりは、日本国全体がおかしくなっているのではと危惧する昨今です。