ワタクシにしては珍しく、中10日空けてのカイロプラクティックに行ってきました。
週に1回は行ってメンテナンスしておかないと、特に左腕の状態が悲惨なことになり、腕の可動域が極端に狭くなります。
今回は、先週の土曜日は旅行で不在になるため、先週の水曜日に予約を入れておいて、何とか10日間過ごしました。
遊び惚けている間は左腕のことなどすっかり忘れていたわけですが、今週、仕事に行き始めた途端に不調がぶり返しました。
人間の現金さを身をもって表現しているのだけど、1週間以上の間隔を空けるのは、やっぱりよろしくなさそうです。
帰りがけに最寄り駅近くのTully'sに寄って、パスタを食べながら瀬戸内寂聴の「諧謔は偽りなり」の上巻を読んでいました。
本当は、北陸新幹線の中で読み終える予定だったのだけど、往路・復路とも爆睡してしまい、本を読むどころではなく。
大宮―富山間が2時間かからないので、爆睡している間に移動が完了してしまい、読書の時間までは手が回りませんでした。
いろんな意味で北陸新幹線は便利なことは間違いなくて、結局、2冊持参した本のページは一度も開かないままでした。
「諧謔は偽りなり」の上巻の残りはあと3,40ページぐらいなのに今日も読了できず、この3連休中に読了するかも甚だ怪しい。
大杉栄と伊藤野枝という、関東大震災直後に甘粕大尉によって虐殺される夫婦の伝記的小説で、本としてはとても面白い。
御年94歳の瀬戸内先生が、岩波現代文庫に入るに当たって序文を書かれているようなのだけど、その序文が若々しいです。
「若い人に、今これを読んでほしい」「青春は恋と革命だと改めて思った」など、とても94歳とは思えない書きぶりです。
今も、毎日ステーキを召し上がっているのかどうかは不明ですが、精神的にもお若いんだろうなと拝察する次第。
大杉栄も伊藤野枝も若くして殺されてしまうのだけど、自分がやりたいことをやっている感じがすごく伝わってきます。
毎日ボーッと生きいているワタクシのような人間にはとても真似できないけれど、確かに、青春は恋と革命なのかもしれません。
本文とは関係ない写真は、道の駅のカフェから撮った、JR氷見線の電車と富山湾と、ちょっとだけ北アルプスが写っています。
空と海と山の青に赤い電車のコントラストがとてもきれいでしたよ。
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