右近
忘らるる身をば思はずちかひてし
人の命の惜しくもあるかな
右近は少将季綱の娘で、七条后穏子に仕えていたが
ある男とねんごろに付き合っていた。その男は何かといえば
神かけて忘れないと誓っていたのに、日頃の言葉にそむいたので
この歌を詠んだと伝えられている。
忘らるる身をば思はずちかひてし
人の命の惜しくもあるかな
右近は少将季綱の娘で、七条后穏子に仕えていたが
ある男とねんごろに付き合っていた。その男は何かといえば
神かけて忘れないと誓っていたのに、日頃の言葉にそむいたので
この歌を詠んだと伝えられている。