酔いどれコンサル 中小企業診断士・中原央のブログ

舌癌と心筋梗塞を経験した日本酒大好きな経営コンサルタント 横浜の中小企業診断士 中原央が徒然につづります。

花垣 純米大吟醸 オーク樽貯蔵

2008-12-23 09:36:02 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日の予報は大当たりでした。10時過ぎぐらいから雲が広がり、ずっと曇っていました。おまけに午後は気温が下がり寒かったです。夕方以降は雨でした。
今日の横浜は陽射しがなく、曇っています。

クリスマスウィークなので、面白いお酒を紹介します。
福井県大野市 南部酒造場 「花垣 オーク樽貯蔵 純米大吟醸」です。
南部酒造場からは2回目の紹介です(前回は5月5日に畠中喜一郎を紹介)


花垣 純米大吟醸 オーク樽貯蔵


やってくれました! 花垣の畠中喜一郎杜氏。
花垣の純米大吟醸酒を 「オーク樽」 で1年間熟成させたものです。詰められたのは2008年7月になってからですが、酒自体の醸造は2007年に行われたものです。
  ※オーク樽・ミズナラの木を使った樽

ワインがお好きな方にはお判りかもしれませんが、このボトルや箱のラベルは「ロマネコンティ」をそのままイメージさせています。

   
ロマネコンティのイメージ


このお酒の製造本数は647本。今回は製品番号291番が手に入りました(だから何だってことはありません。遊び心ですね)。貯蔵中に1%程度のお酒が減ったそうです。
樽はフランス、トロンセ地区の樽を取り寄せています。

コルク栓ですから、ワインオープナーがないと開けられません。再び栓ができないのですから、意地を張って一回で飲み切る覚悟で栓を開けました。

見かけはロマネコンティという刷り込みがあるからかもしれません。最初の香りにはワインを思わせる香りが立ってきます。ですが、やや酸味がかったこの香りはオーク樽の特徴なのでしょう。
よく嗅ぎ分けると、日本酒としての香りがわかります。

味はやはり樽の香りが風味に影響を与えているのかもしれません。含んだときの最初の印象は「不思議な味」を感じます。
ですがやはりしっかりとした日本酒の味わいがすぐに出てきてくれます。甘さはありません。キリっと透き通った味わいです。

純米大吟醸で17度未満(16.5度)とやや高めの度数ですが、日本酒くささがありません。のど越しの切れも良く、さっと消えていく味わいです。
味に酸味があったらだまされるかもしれませんね。樽の香り、味も強くないので飲みやすいお酒になっています。

まず冷やして、そして飲んでいるときも冷やしながらの方が良いお酒です。

南部酒造場
http://www.hanagaki.co.jp/