酔いどれコンサル 中小企業診断士・中原央のブログ

舌癌と心筋梗塞を経験した日本酒大好きな経営コンサルタント 横浜の中小企業診断士 中原央が徒然につづります。

純米吟醸 白影泉

2011-06-05 11:11:56 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日は夏日のお天気でした。お昼前後はそよかぜが心地よかったのですが、午後はやや風が強くなりました。
今日の横浜はやや雲が厚く陽射しはほとんどありません。気温は少しずつ上がってきていて、もうすぐ本格的な夏が始まることを実感させる気候になってきています。

今日はお酒の紹介です。
兵庫県姫路市 下村酒造店 「純米吟醸 白影泉」です。この蔵からは奥播磨を今年1月22日に紹介しています。


純米吟醸 白影泉 酒米:山田錦


少し色味がついたお酒になっています。色味の印象の通り、ややもたれた感じのする香りが立ってきます。火入酒ですが発酵が進んだのかもしれません。
味はというと、まず酸味の強さが伝わってきます。それが酒質の強さも感じさせることになりますが、わずかに感じさせる臭みを打ち消していて、全体的には辛口のお酒という印象を持たせます。

とはいえ味にはもたれるような重さはなく、意外とすっきりとした味わいになっていて、よ~く噛み砕いていくようにお酒を回すと、しっかりとしたうまみがあることが分かります。
お酒がのどを超すころには甘みも伴ってきます。

今回は最初、常温でやってみました。やや物足りなさを感じたのでぬる燗にしてみましたが、辛さが強くなってしまいました。
しかしお酒の温度が下がって燗冷ましの状態になると、不思議なことにうまみが強くなってきます。燗冷ましのお酒はあたりが柔らかくなることがあるのですが、柔らかくなったお酒とこのうまみがうまくマッチしてとても飲みやすくなってくれます。

よくよく考えてみるとこのお酒、常温が一番合わないかもしれません。まず冷でやるのがいいでしょう。

下村酒造店
http://www.okuharima.jp/