占星術は個人的で想像力の乏しいものと結びつくのではなく、
物質の起源や地球に住める人間の運命等を含めて生物や
深いところと壮大な宇宙と結びつけて宇宙とのつながりを求め、
医術や科学へも力を及ぼす頼りになる仲間として信じられて
各国の国旗には天文学シンボルの特徴として星を使っている。
アメリカの国旗には50もの星があり、
ビルマの国旗には14個、中国には5個、イラクには3つあり、
過去から未来、動植物や無生物まで包括した宇宙全体の全てに於いて、
星は死の直積的な原因になると考えられていた1600年代
神秘的なことは全て西暦150年に生まれた少女の記録を綴った
プトレマイオスのギリシャ語で書かれた占星術
「テトラビブロス」から始まった。
「インフルエンザ」はもともとイタリア語の「星の感応力」
という意味から出た言葉で、
英語の「考える(consider)」は「惑星と共に」という意味で
真剣に考える時は「惑星のことを考えよ」ということなのだろう。
ローマ時代の百科事典には「惑星に呪われた人」が居た。
死因が「惑星に負けて」というものまであり、
一体どんな状態になのだろうか。
未開の自然を訪ねるツアーでは
未知の病原菌と接触に備えて予防注射を山ほど受けさせられる。
蚊が媒介する感染症は熱帯地域に限定されていても
生態系が引っ掻き回されると病原菌は易々と乗り越える。
岩石は地球の数百年という歴史を数センチの地層に凝縮し
永遠凍土の中にも過去に人間の免疫システムと接触したことがない微生物達
の古く新たな世界は復活を待ち続けている。
氷漬けの生命体も全てがしぶとく生き延びる訳ではないし、
復活といっても条件の揃った実験室だけの話であるかもしれない。
疫学研究者が憂慮するのは病原菌の復活そのものよりも
環境に伝播し再進化することだ。
地球に人類が出現するずっと以前の地球で植物や小動物といった
炭素中心の生命体は地層の重みでじわじわと数百年かけて圧縮され
人類の技術革新を発展させる遺産として残してくれた。
「新しい価値観」という表現は異端の考え方だが
勝者と敗者がくっきり分けられる資源獲得合戦から脱却するには
「変数」及び「変態」が必要とされてゆくかもしれない。
生体の進化は一直線、一方向、平均的に子孫を残す安定化選択と
極端な変異を持つ個体に自動的に環境に適応するよう方向性選択
が働いて折り重なる網の目のように目的地のない進化を進め
積み重ねられた複雑さは生物多様性を獲得し
複雑になるばかりでなく、見事に連鎖し単純になる事も出来て
更に多様性が高まることとなる。
アドラー心理学は人を孤立へと導く個人心理学の学問なので
誤解を招きやすいところがある。
個人(individual)という言葉は語源的に「分割できない」という意味を持ち、
理性と感情、精神と身体を分けて考える二元論価値観に反して
心身は一体で一つの全体と考えるいるということ。
感情が静まるのを待って自由について、
課題の分離について一人落ち着いて考えてみた。
それは結局「私は私、貴方は貴方」と境界線を引いていくような発想。
確かに対人関係の悩みは減るが
そんな自己中心的な在り方が正しいといえるだろうか。
「全体としての私」を考えることを全体論といい、
他者を怒鳴りつけた時、それは全体の私が怒鳴ることを選んだ
ということになり、不干渉という発想ではなく、共通感覚での判断で
お互い勝手に生きていこうと異を唱える感情も人生の嘘へと繋がっていく。
所属感はそこに居るだけで得られるものではなく
「私に何を与えてくれる人か」ばかりを考えて
憤慨し「あの人は敵だった」とするのは劣等感からくる怖れで
確実に存在するより大きな仲間を失ってしまう。
アドラー心理学は対人関係の課題を分離させることが出発点で、
寧ろ「共同体感覚」がゴールだとし、他者が居場所を見出し、
そこで仲間に貢献して自分の居場所がある
と感じられることが共同体感覚なのだという。
共同体に対して自らが積極的に足を踏み入れ
「私は何を与えられるか」と考え自らの手で発想を獲得していく
というものというのあれば、それが皆全てであったらば
アドラー自身が語る共同体は「到達できない理想郷」としている。
岡崎体育 「深夜高速(Live Version)」Music Video
2022-10-10 18:27:35に追記
2024-12-11 22:36:00に追記
2024-12-12 12:50:40に変態について追記