幾度か日本を訪れる内にオフィス街に佇むホワイトカラー族?を見て
「日本は好きだが、日本人はダサイ」という感想を抱かれるようだ。
ホワイトカラーというものは
日本人の名誉にかけてこれだけは言いたい。
日本のサラリーマンがどんだけ「政府に貢いでいる」かを!
ある人に聞いた話では保険、年金、所得税、住民税、
もろもろが毎月6万ぐらい引かれてるらしい。
しがないパート掛け持ちの私も毎月保険と年金だけで4万6千円引かれ、
その上住民税、所得税、家賃に光熱費、
教育ローンの返済(娘が独立してからは娘が払ってくれている)
とで収入の4/5が自動的に消えていく…。
所得が増すと残酷にも納税額が比例して増し、
不動産や車やブランド物を持ち優雅な生活していそうに見える人ほど
光熱費や社交費に費やす時間もお金もケチらなければならない。
お金を稼ぐ人ほど色々セコイのはそのせいである。
貧乏人は気前がいいのでお金を貯めこんだりしてなく
無い袖(財源)は振れぬが、他人の幸せを自分のことのように眺める。
日本の古い勤労システム「終身雇用」は
4・50年は会社に奉公せよである。
器量よりも「年功序列」で
勤務年数が増えれば月給も退職金も上がるので
仕事以外のことも含め教えてくれた上司への恩を示す為や、
自腹で散々奢った後輩への威厳を保ちがたいため、
途中で辞めるのはもったいないぞ!?なのである。
社員は家族も同然で何かと助け合い分かち合いだった。
だから、10年も続ければ?
適材適所が自ずと決まり、
なんぼどんくさい人でも技術の習得が適う、
人格形成も一人前になっていけた。
菅前首相も高卒で段ボール会社の社員として働きながら
法律の勉強をして今の立場まで上り詰めたし、
昔の総理大臣だった田中角栄さんなど小学校しか出ていない。
学歴や学識より意欲(気合?)と経験を重視した社会だった。
このシステムは会社の信用や永年存続するのにも役立っているし
安定収入のある信用から真面目な人だと好感を持たれ
それを知る人から縁談を持ちかけられ、お見合い結婚が多かった。
内気だからとか貧乏でも結婚出来ない人はそういなかった。
いや貧乏人こそ自分に出来る手立てや工夫を考える。
独立精神を持つし、若い者同士で助け合おうとするので
所帯を持つのも子供を作るのも早いし多い?
余裕が出来れば女性を家に囲って家事の一切を任せて
家庭が安定していれば三世帯同居も苦にならず
住宅ローンも易々組めるからいい家が持てる。
女性が家事を掌握することは家族の生得権を握るということなので
社会的に弱者であっても家庭内では優位に立つ。
恋の傷跡なら何時か薄れゆくが
「見ろ!俺の目を!そらすなジッと見ろ!」
→めんどくさいので前髪や眼鏡で防御?
外見に惹かれた恋は外見によって萎える可能性大。
しかし、中身で惚れた、信頼を置く稼ぎ人ならどんな不細工も恋愛可能。
そもそも恋愛基準は相手を選ぶ情報量から選択され
複雑な事情が絡めば熟練者は恋愛の必要性を失くすので
結婚と恋愛は別物となる。
日本人は謙虚を美徳としており、親切心や同情も誇示しようとしない。
飾りじゃないのよ働くことは。
愛の対価は好き嫌いを超えた労働なのよ。
自分に出来る仕事を改善して個人的な善意に繋げるのも愛と思っている。
仕事が自慢の種でも自分から言うのは恥ずかしい。
ダサいから「つまらねえ奴で」と隠したくなる。
知りたがりさんは隠されると余計に知りたくなっちゃう?
隠さない人はある覚悟があってのことだろう。
スパっと出すときは出します!(男女の別はあるものの)
温泉とか、恥ずかしくないの?じらさずどうやって?
人前で生まれたままの姿となり、不特定多数と熱い湯に浸かる?
ついでに社長も学生も年金受給者も代金を支払えば
「お客様は神様説」で身分が違っても同等のサービスを受けられ
お金を受け取る側もお金を支払う側も「ありがとうございます」合戦。
力量(感謝、感動)負けじと示す為だ。平和だ…。
この「恩、速攻返し」ついでに
「人の足を引っ張ってみせてこそ力量」の嫉妬や格差社会では非常識らしい。
「おはようございます(にっこり)」
「(え?俺外人だぜ)グッモーニン」
「ぐっもーにん、(ま、ここは日本ですから)ありがとうございます(?)」
「おはよーごじゃいまつ(体をモジモジさせながら嬉しそうな素直な子供)」
日本人扱いしてクレームになったことは一度もないので、
ますますかたじけなくお辞儀の角度を深め、
外人さんの表情で「良心的解釈」の練習してたりする。
良心的解釈とは、自信過剰(酔っ払いモード)にて
ウキウキしてる状態のことを言う。
「僕は君の笑顔を守るため生まれたんだぜ」
岡村靖幸 w 小出祐介「愛はおしゃれじゃない」
2019-07-21 12:00:58に追記
2022-03-04 08:34:34の再編