正しい人は神の審判という観念に還ってくる。
最後の勝利を占めるという一種の約束を見る。
この無邪気な信仰の底では他の者の力に頼るものではない。
自由な精神がやってきて追放されようが、死を求められようが、
光り輝く心で代償を払ってみせる。
「坊ちゃんは水晶のような人だ。短気でその正しさを直ぐに映して」
電気力により飛行する「キールのないノアの方舟」で、
四隅に取り付けられた空気圧搾器で大気を除去しながら、
地球の自転より17万5200倍も早く逆行することで、
1日あたり480年の時間を巻き戻すことができる。らしい?
責任能力とは皆の悲願を叶えたり、残念を解消する為に
度々決断や約束した事も前言撤回して謝罪するのが人間に出来る精一杯。
しかし、前言をコロコロ変えては周りにかかる迷惑も相当になるし
信用そのものを失う。嘘と過失が別であっても。
時間を逆転させ復元することだけが責任の取り方唯一の方法となる。
空気のように当たり前にしていた単純な自由に対しても
神の力はインフレーション。
無から無限大の有を発生させ自分の借りを返そうとした。
借りたものは何なのか?人としての形?
MONKEY MAJIK - HERO【Official Music Video】
人の部首として唯人間の間のみにある言葉は「人偏」に多様されている。
天地に人間の存在価値はないに等しいが
人間の間だけに人間が生じ価値と信頼が存在する。
完全孤立した隠者に人間ですと表明する人間が居ないとなると
潔癖、完璧主義の人にとって神、法則、芸術、思想といった
抽象概念全て人間と共存しているだけで、
単独で存在していては「人間としての価値も信用」がないに等しくなり
存在の価値が他のいい加減な人にさえ依存する軽さに
耐えれなくなり「価値など最初からない方がまし」とする。
アナログからデジタル世界へ移行して距離や時間を節約して
人間同士の交流も盛んになった現代、しかし弊害も起こる。
物質的な価値と信頼はデーターに変換すると
現金から電子決済、本より電子書籍になると
情報も瞬時に大量に拡散も断絶も改ざんも簡単に出来ることにある。
なので形あるもの失いやすいというが
失わぬよう保存し続ける人間味としての証拠意義をもって
「いつか人間に発見され価値と信頼を見出される為」隠者となっても大重要。
2020-04-12 15:11:06に追記
2022-02-01 11:37:46に追記