恋心咲きし露草野にありて
指触れて走りだしたる露の玉
蛍草小さく揺れて風いなす
今日は「蛇笏の忌日」です。昭和37年10月3日でした。
ご子息の龍太氏が「雲母」を引き継いでおられ、親子で
名句を数多く詠まれていますが、露の句をご紹介させて
頂きます。飯田蛇笏 芋の露連山影を正しうす
飯田龍太 鳴く鳥の姿見えざる露の空
写真は昨日撮ったもので、露草が秋日に輝いていました。
お店の前のオキザリスなどが葉も花も優しく微笑んでいます。
3枚目は、I兄から送られた今年版の白萩と紅萩です、咲き
競って見事です。仲秋ですね~~
3句目の「蛍草」とは露草の別名です。歳時記辞典にもそう
明記されていますが、つい最近、箒草に似た黄緑色の植物
のことが「蛍草」と呼ばれていることを知りました。(微笑)
箒草は秋に沢山の小さな実をつけ、その実が零れて翌年の
箒草となりますし、「トンブリ」という食料にもなるそうです。
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