ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

ブログ句会にドキドキ

2007年04月20日 | Weblog
背伸びしてビルの谷間の桐の花

『香りもいいんですよね、花を拾い集めて篭に入れて置くと心の鎮静剤。』
になるとか、ほう、そうなんだぁ。

ライブドアの「俳句ブログ」に昨年の1月くらいから
マイページを持っているのだが、
これは句友の緑風様からのお誘いで知った。
夥しい人たちのマイページがあって、
自由にお互い行き来できるようになっているので
「返句」や「コメント」も出来る。
最近、ここでブログ句会にも参加した。

句会はちゃんと先生もいらっしゃって
かなりレベルが高い。だからドキドキ。

5月に兼題を出される事となったのだが
さて、どんなお題になるのだろうか?

何時も思うけれど、本当に佳句は作れないものだ。

蔦若葉は艶々してる!

2007年04月19日 | Weblog
ブロック塀くぐり貫けたり蔦若葉

 いいなぁ、艶々して勢いがあって!蔦の若葉は。
人生もこんな風に瑞々しくするすると進みたいもの。

・・受験・・又次の受験・・又次の受験
・・就職の門が開く・・仕事にも上手く乗る・・
結婚へのステップ・・ワン、ツー、スリーでゴールイン!

子育て順調・・実家や親戚とも上手く調和がとれて・・
健康で真の友も数人いて・・そして幸せな家庭。これって、欲張り?理想?(笑)

今日は気持ちの良い1日だったので、草取りやガーデニングを
しながら外の空気を吸い、日差しを浴びた。
その中で、蔦若葉の生命力を一句にしたのだが
「日々の感動を小さく表現!」出来たかなぁ。


落椿には「有終の美」が

2007年04月18日 | Weblog
落椿雨降りたれば雨を抱き

 今日はことのほか寒い日だ。春寒というより
冬寒と言いたくなった。この3日ほどは体も痛いなぁ・・

阿蘇や山梨では「四月の雪」が降り積もった。
映像ではただならぬ大雪に見えるヨ、ぶるぶるっ。

揚句は真っ赤な美しい落ち椿が雨の水滴で
少々重くなっている。
思わず拾って掌に乗せ
見入ってしまう。
落ちてなお捨てがたいほど
瑞々しい椿の「有終の美」である。


FMラジオ

2007年04月18日 | Weblog
ラジオより流れし声や常の夫

 昨日の午前10時半、FMラジオの出演依頼が夫に
きていたので、生を聞いた。多分これで3回目の出演くらい?
ちょうどお客様だったので、そのFさんにも
ご無理を言って一緒に聞いていただいた。

「フムフム、快調だなぁ」と内心安心していたのだが
もうすぐ終わりそうと思っていたら、
何と「家内」と言い出したではありませんか!

「私はパソコンが使えなかったのですが、
家内が習って教えてくれました、何時も
順序だってやりなさいと言われます」などなど。

まぁどうしましょ、恥ずかしいわ!
だってご近所の、マーガレットさんの足元にも及ばないのですから。

マーガレットさんは数年前にパソコン技術をを収得されて
常にいろいろ教えてくれて、10歳もお若い良き先輩。
彼女がされることを私も出来たらいいナと
思うことが、私をここまで歩ませてくれたと
心から感謝している。
ありがとう!持つべきものは友!


花菜雨

2007年04月16日 | Weblog
花菜雨海にはみ出す遊歩道

 今日は午後から小雨となった。
春は絹糸のような小糠雨がよく降るようである。
しっとりとした風情の春雨は慈雨でもあり、
ワーズワースの詩のフレーズが印象的で、良く言い当てていると思う。

「三月の雨 四月の風が五月の美しい花を咲かせるのだ」
つまり、3月、4月の雨や風が植物にはとても大切なんだと。

揚句は児島へ行く途中にある遊歩道を散策した折
小雨に烟る瀬戸の海を見ながら詠んだ句。
菜の花の黄色が鮮やかな季節は、花菜雨という
季語がぴったりする。

桐の花の領域は天よ

2007年04月15日 | Weblog
高速道カーブ登れば桐の花

 もうすぐゴールデンウィークがやってくる。
菜園を持っている人は、この時期とっても多忙だ。
土に肥料を混ぜて耕し、「春耕」と言う作業に精を出し
畝を作る。種や苗の準備段階でもある。

また田んぼのある人は春耕と、苗代の準備が忙しい。
この時期には、初夏の陽気となりガーデニングも
種まきに適しているので楽しみだ。

外へでれば揚句のように桐の花が高い所によく咲いている。
目立たない木と花なのだが、薄い藤色が煙るようで
しかも地上から隔離されたかのようにひっそり
と咲く桐の花に胸を打たれる。

この花の種が、何処かに着地して芽をふくと
あっというまにするする伸びて
数年で天に届きそうになるのである。



花いかだ

2007年04月14日 | Weblog
一面に長き帯かな花いかだ

今倉敷川は一面の花いかだの景色だ。
観光客の方たちが花吹雪が舞うと「わー綺麗!」と
風情を楽しまれていた。
桜は散る時も美しいもの。

善花(ソンファ)姫の恋

2007年04月14日 | Weblog
伝説の善花姫かな散る桜

 3日前にあの長い長い「ソドンヨ」55話を見終わって
ほっとしながら、家事に勤しんでいる。

ほっとはしても、実に寂しい。後の余韻が残り
胸に迫るから。たかがドラマ、されどドラマなのだ
我が夫も見ているので話が合う。

善花姫と主人公ソドンは幾多の困難を潜り抜けて
やっとやっと結ばれたが、長男が10歳になる前に
ソンファは心不全の為に亡くなってしまう。

百済の皇帝と新羅の姫の国婚は、全て円く収まるかに見えたのだが
実はそうでもなかった。信頼関係はすぐに崩れ
やっと皇帝になったものの、ソドンは妻善花を守る為
戦いの明け暮れとなり、勝ち戦を納めはするのだが
宮で留守を守る善花にとって、母国と夫の国との狭間に
心身は削られてゆく日々だった。

「私が居なくなっても、泣く事などありません」
「数多の皇室の中で、私達ほど素敵な恋慕に
結ばれた夫婦はいないでしょうから、本当に幸せです」と
言い、夫の夢の実現を祈りながら往ってしまう。
まだまだ共白髪まで一緒に生きていたかったことだろう。

私自身、30代でもし逝っていたら夫や子供は
その後どんなに不憫だったことかと思うと
何時も今生かされていることを感謝せずにはおれない。

たとえその後の長い長い難病の日々が
雨の様に降って来ても・・21年間も続いている。
私に課せられた十字架なのかも知れない。


初体験 オークションで落札!

2007年04月13日 | Weblog
オークションのとんとこ届く花の雲

 どんなものかとオークションの初体験をして
まさか落札するとは・・の句である。

国際線機内持ち込み対応のアルミのフライトキャリーケース新品を
夫の還暦祝いにプレゼントということにした。
このキャリィを使う日が早く来て欲しいナ~

私の還暦時に、お手軽で使い良い旅行カバンを買ってくれていたので
そのお返しがこのオークションで出来た。

実は彼のお誕生日にお茶碗を上げて
「このお茶碗で、これからも沢山食べてネ」などと
手書き文のメッセージを添えたら、嬉しかったのか

その後、長崎旅行のお土産に、私に可愛いお茶碗を買って
来てくれたので、私も使っている。

因みにオークションの落札価格は
私の旅行カバンより、¥2000程お高いんだよ。(笑)


大平山も暈ける春

2007年04月12日 | Weblog
よな降るやガタガタ揺るる救急車

 南お向かいに少し離れて、大平山が低く連なって
横たわっているが、大平山の輪郭や姿が黄砂で暈けて見える。
春は遥か中国から黄砂が偏西風に乗って
日本に降ってくるが、「かき集めたら山になるなぁ」と
夫が言った、なるほど。

俳句では、黄砂を「よな」とも言う。
30代半ばで心身を酷使して、入院した日が
4月9日だった。肝機能が極端に落ちてしまったのだ。
60日も注射ばかりしていた。
入院の時、今は無い近所の診療所のドクターに
「何処の病院に入院したいですか?」と聞かれ
一番近いK病院へと。
診療所の玄関から到着までの6~7分間
横たわった窓から見上げた空は、こんな春の空で
車がガタガタ揺れる度、私の肝臓に少々堪えた。

この病気の経験は大変ショッキングなものだったが
人生何が起きるか分からないという
いい勉強になったと思う。
その後3年程して、また思いがけない病魔に出合った。




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