2022/06/27 月曜日
体調不良の日々が続いた。久しぶりにPCに向かえた。
ここにきて気温の上昇で、さらにやる気が起こらず情緒不安定な日々を過ごしていた。
あまりの暑さに、バラは蕾が膨らんだと思うと、一気に花が咲き花形は乱れる。
元気のないバラは蕾を摘み、軒下に避難させた。
蕾が色づくのを見はからって切り取り、家の中で香り、花を楽しんだ。
一昨年挿し木したバラの蕾に赤い色がさしてきた。
薄い柔らかな葉の感じからリルケの薔薇かと期待していた。
今朝、草木に水をやっていると仄かな香りを風がはこんできた。
まぎれもなくリルケの薔薇の香り。
近づくとビロードのような黒味をおびた赤い花びら。
幾重にも重なった花びらの奥から、素晴らしい香りを放っていた。
わが家の最古参のバラ。
良かった。大事に育てよう。
わたしの身体に生気がみなぎって来た。
ありがとうリルケの薔薇。
リルケの薔薇 (名前が不明のため、バラをこよなく愛したリルケにちなんで)
幼いリルケの薔薇が微笑みかけて