猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

庭仕事/シャリファ・アスマ、ナエマ

2010-07-31 17:45:16 | Weblog
    7月30日 金曜日
    朝から灰色の曇が低くたれこめている。
    時おりぱらぱらと雨粒がおちてくる。
    「雨になるのかなぁ…」とおもっていると。
    東の空が明るくなり強い日が差し、バラの葉の雨粒を青色に染める。
    一日こんな天気なのだろうか。
    二日ほど雨が降った。
    そのおかげで、余りかんかんで照りにならない限り、しのぎやすい一日になりそうだ。
    ときおり涼しい風がふいたりして、今日は庭仕事に絶好の日和。
    身支度をして庭に出る。

    シティオブヨーク、ジェネラス・ガーディナーのツルが伸び放題。
    針金を張ってツルを固定する。
    アンジェラの花柄を切ったり暴れだしたツルの整理をしたりと、予期したように涼しかったので、庭仕事が出来て助かった。
    それでもさすがに盛夏。
    汗が滴り首に巻いたタオルはびっしょり。

    夫が何回も顔を出し「もうその辺で切り上げたら」と熱中症を心配している。
    「今日は涼しいから大丈夫よ」
    夫が運動靴を履いて庭に出てきた。
    手伝うつもりらしい。
    大きな体でうろうろされるより自分で動いたほうが早い。
    「ありがとう」
    「もうすぐ終わるからだいじょうぶよ」
    すごすごと家に戻りコップに水をもってきてくれる。
    「ああ!!美味しい」
    そばでシャリファ・アスマとナエマがわたしたちの会話を聞いていたのかどうか、
    気のせいか微笑んでいるように見えた。

       シャリファ・アスマ(ER)
         

         

         

         

       ナエマ(シラブローズ)
         

         

         

         




炎暑のバラ/リルケの薔薇、フレンチレース

2010-07-28 22:26:28 | Weblog
    猛暑がつづいている。
    草木の葉が余りの暑さに枯れているものもある。
    そっとその枯れ葉を手にとってみる。
    まったく水分をふくんでない。
    緑のあのしっとりとした生命感はどこにいってしまったのか。
    赤錆色の葉はこなごなにくだけてわたしの手のひらの上にある。
    ふっと息を吹きかける。
    枯葉の粉末が地面に落ちた。
    その地面も白っぽく乾ききっている。

    ところどころひび割れた地面に、リルケの薔薇のかげがある。
    見上げるとリルケの薔薇は三メートルものびている。
    そして、ああ、真紅の花をその頂点につけているではないか。
    この熱さではバラも体力を消耗するだろうと思っていたのにほんとにあなたは元気なのね。
    今年の夏はバラの蕾を出来るだけ摘んで咲かせないようにした。

    最大限にズームして写真を撮った。
    脚立に上って出来るだけ下のほうで剪定した。

         

         

    昨年挿し芽したリルケの薔薇が花を咲かせた。
    二代目が出来たので少し安心。
    このバラだけは絶対枯らしたくない。
    枯れる気配はない。このリルケの薔薇の強靭さにはいつも驚かされる。

         

    フレンチレース(F)
    春の微妙な色彩に比べると黄色の強い元気な夏色で咲いている。

         

         

         

         

         

    アンジェラ
        
         

         

    ブラッキーも暑そうです わたしの机の上でお昼ね
    猫も熱中症になるのかしら?

         

         

         



燃え立つ日差しの中で/アルブレヒト・デュラーローズ、イントゥリーグ

2010-07-19 23:36:15 | Weblog
    緑の群葉をすかしておちてくる木漏れ日がまだら模様を描いている。
    庭ではバラたちが咲いている。
    梅雨が明けた。
    陽射しは燃え立つようだ。
    いよいよ猛暑の到来。
    イントゥリーグが真紅の花をつけている。
    赤いバラは真夏にふさわしい。

        イントゥリーグ(F)
         

         

         

         

         

    アルブレヒト・デュラーローズも夏の日差しに負けない元気な花色。
    わたしも庭のバラたちから精気をうけて元気をもらってる。

        アルブレヒト・デュラーローズ(HT)
         

         

         

         

         


梅雨明け?シャリファ・アスマ、ナエマ、アイスバーグ

2010-07-15 22:57:38 | Weblog
    今日も朝からはっきりしない天気。
    晴れていたかと思うと時おり驟雨がやってくる。
    細い雨脚はいつの間にか消えて庭に陽光が差し込んでくる。
    これで梅雨が上がらないかしら。
    雨が降らないだけでもありがたい。
    時おり陽射しもあるし。
    まばゆいほど強い日差しだ。
    梅雨のあとには猛暑が来るだろう。

    灰色の雲は切れたので軒下に取り込んであった、バラの鉢を庭に並べる。
    でもそこまでだった。
    体が重い。
    寝不足がたたっているのか、ながく風邪を引いていたので体力がおちたのかしら?
    もう一度ベッドに逆戻り。
    正午まで熟睡。

    夕方やっとバラの様子を見に庭に出る。
    シャリファアスマ、アイスバーグ、ナエマが開花していた。
 
    じめじめした梅雨時なのに、綺麗に咲いている。
    悪天候にもかかわらず、健気に咲くバラたちをジーット見つめていると目頭が熱くなった。
    あなたたちがんばっているのね。
    わたしももっとしっかりしなくては……。

        アイスバーグ(F)
         

         

         

        ナエマ (クライミングローズ)

         

         

        シャリファ・アスマ(ER)
         

         

         

         


リルケの薔薇

2010-07-10 00:00:35 | Weblog
    つゆの合間の晴天。
    隣町まで所用ででかけ、戻ってきた我が家。
    石塀の外で立ち止まった夫が、
    「リルケの薔薇が咲いているね」
    「どこどこ」わたしは背伸びをして塀の上から庭を覗き込んだ。
    リルケの薔薇の花弁の上のほうが見えた。

    予報で午後雨が降るというので、急いで用事を済ませ戻った。
    駅に着いたときは雨が降り出していた。
    駅はわが家から1キロ先の坂上にある。
    帰りは下り坂なのでいつもは歩くのだが、雨が降りだしたのでバスに乗って家に戻った。

    今朝、蕾だったリルケの薔薇が開花していた。
    花弁や葉に雨粒が銀色にひかっていた。
    今日のリルケの薔薇は深紅色。
    そのときどきによって微妙に色が異なるのも楽しい。
    咲きすすむとわたしの好きな紫を帯びた赤紫に変わっていく。
    花弁は肉厚でビロードのよう。
    黄金色のしべを花弁が隠すようにして美しい。
    あなたの名前をバラ図鑑やさまざまなバラの本で調べたが該当するものがない。
    今しばらくの間は、リルケの薔薇ね。

         

         

    イントゥリーグも開花。
    ダーク色の赤から赤紫に。
    わたしはこの花色に惹かれる。
    葉も紫を帯びて綺麗。
    赤茶色から次第に深緑色に。

         

         

         

         


    クチナシ ちょっとみるとバラと?

         

    テッセン

         

わたしを見て シャルル ドゥ ゴール/イントゥリーグ

2010-07-06 23:41:32 | Weblog
    朝、目が覚めると大急ぎで窓を開けて空をみあげる。
    あぁ雨が降っていない。
    微かな陽の暖かさを感じると急いで庭に飛びだす。
    梅雨時でも朝の庭は微かな風もあって心地よい。

    ひとつひとつバラの葉に触れ葉の様子を確かめる。
    花数は少ないが数種類のバラが咲いている。
    バラの花に鼻を近づけてくんくんする。

    「わぁ!!綺麗」
    シャルル ドゥ ゴールが美しい花姿で咲いている。
    まるでブーケのよう。
    慌てて家にカメラを取りに駆け込む。
    一番花をカメラに収められなかったのでブログに載せられなかった。
    きっとブログに載せて皆さんに見ていただきたくて、こんなに華やかに咲いたのね。

        7月5日撮る
         

         

         

        花弁を幾重にも折りたたんで 真ん丸い蕾     
         

         

        7月6日撮る
         

         

                  
         

    すぐお隣ではイントゥリーグ(F)が春とは違ったお顔をみせている。
    鮮やかなパープルレッドの花色がダークレッドの花色に葉がとても綺麗。

         

         

         



わたしの心をラベンダー色に染めて/シャルル ドゥ ゴール、マダム・フィガロ、ディンティベス

2010-07-04 23:10:41 | Weblog
    5月に開花したシャルル ドゥ ゴールはわたしが風邪を引いて、写真に撮ることができなかった。
    シャルル ドゥ ゴール(HT 強香)の二番花が梅雨空の庭に開花。
    ラベンダー色の花が庭を明るく輝かせて。
    わたしの心をラベンダー色に染めてくれる。
    なにか幸せな気分。

         

         

         

    マダム・フィガロ (デルバールローズ 香り:シトロン、アニス、ローズのミックス香)
    優しいピンクのハート形をした花びらが、俯いてたおやかに咲いている姿はみるもの心を奪う。

         

         

         

         
    

    ディンテイべス  (香り:スパイシー ダマスク・クラッシックにスパイスのクローブの香り)
    2番花、花は小さいがこれもまた素敵。
    相変わらずローズピンクの花びらにしべが美しい。
    一重のバラにも魅力を感じる

         

         

  

庭の花々/マチルダ、ドミニク・ロワゾー

2010-07-02 00:04:05 | Weblog
    庭の花々。
    どの花にもそれぞれの美しさがある。
    梅雨時の灰色の午後、庭を眺めてそれぞれの花の思い出に浸っている。

    アジサイ アジサイほど雨の似合う花も少ない。

         

         

         

         

         

         

         

    夏椿 楚々とした白い花姿 一日花 「なんて短い命なの」

         

         

    マチルダ 二番花のマチルダ嬢はピンクのドレスを着て。

         

         

    ドミニク・ロワゾー 二番花のドミニクもたくさんの蕾をたわわにつけて。