猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

藤の花芽

2012-04-24 23:56:31 | その他のお花たち
夜通し降っていた雨が朝にはすっかりやんでいた。
木々の葉が雨に洗われ艶やかにまばゆい。
慈雨と暖かな陽光をあびてバラの葉がいっせいに茂ってきた。
黄モッコウバラも小さな小さなつぼみをつけた。

    

    

    

藤の花芽も一気に伸びた。
花芽が紫色にふっくらとして匂いたつよう。

    

    

桜も散って蕊桜。
椿は庭にうずたかく散っている。
郵便受けにまで花びらがふきこむ。
手紙をとるとき椿の花びらに心が和む。

散る桜によせて

2012-04-22 23:43:50 | 散歩
わたしは望遠レンズに変えた。
観覧席の最上段からカメラをグランドに向けた。
グランドの周りは桜の花びらで敷き詰められていた。

    新垣結衣主演の「フレフレ少女」のロケ地として使われました。   
     

     

花びらの海は春の突風にあおられて漣をたてていた。
薄紅色の波は光を浴びてときおりその色調を濃艶なものにした。
わたしはうっとりとその風景に見とれていた。
見上げれば、桜の葉が芽吹き始めている。

    

グランドの桜の波をパチリ。薄緑の桜の葉と花をパチリ。
静かな空間で至福のときが過ぎていく。わたしは蝶になった。
一陣の風に散る桜の花びらの中をわたしは舞っていた。
群落した無数の花びらは、すでにグランドを染めていた花弁のうえに重なった。
蝶は散る花びらと虚空で戯れていた。
ふと、夢想から覚めると……夫が木製のベンチから静かに立ち上がった。
「いい写真がとれたようだな」といった。

    

    

    

    


桜を愛でる

2012-04-17 22:26:15 | 散歩
夫と近くの公園に桜をみにでかけた。
ここは小高い野球場の土手のまわりに桜が植えてある。
なぜかここは桜をみに来る人が少ない。
犬の散歩に来ている人を見かけるぐらいだ。

    

    

二人でゆっくり球場を一回り。
静けさをふるわすようにときおり小鳥の鳴き声がする。
小鳥が飛びたつと花びらが宙に静止したままゆっくりとおちていく。
桜の下は薄らとして、
うすくれない桜の花と黒々とした幹が美しく妖艶な感じすらする。

    

まじかでみる一枝の桜と、ぼっとかすんだ全体の桜の色の対比もおもしろい。

    

    

    

帰りぎわ老夫婦に声をかけられた。
隣町から桜を見に来たらしい。
この公園のほかに桜でにぎわう公園がある。
お目当てはその公園だったらしい。
この素晴らしい桜をみるきはないらしい。
「花より団子」といってにぎわう公園の道を聞かれた。
出店が出ていないとつまらないとのこと、人それぞれだと思った。

    



「八重ピコティー」クリスマスローズ

2012-04-16 23:16:25 | クリスマスローズ
「八重のピコティー」クリスマスローズが開花した。
小さなつぼみがうつむきながら少しずつ開花していく姿を、
胸をときめかせながら長い間待った。
薄いピンクの花弁。
花の中心は淡い黄緑色。
色のコントラストが素敵。
優しい咲き姿にうっとり。
八重のクリスマスローズの魅力にとりつかれそう。

去年の秋に小株を購入した。
開花株は少々高値なので小株から育てることに。
どんな花が咲くのかミステリアスなところも楽しい。
秋出まわる苗なら手ごろな価格で入手できるのもうれしい。


    

    

    

    

    

    

    

クリスマスローズからバラの序章

2012-04-05 23:54:14 | クリスマスローズ
柔らかなバラの棘、柔らかなバラの葉を眺めながら、
いまを盛りと咲き乱れるクリスマスローズの写真を撮る。
「あなたたちも早く咲いてね」とバラにささやきかけながら、
庭をあちこち歩きまわってクリスマスローズをパチリパチリ。
「ああ春だ。これから忙しくなるわ」
胸をときめかせ春の光をいっぱいに吸い込んだ。

    バラの葉 バラの花色によって葉の色も緑色の葉、銅色の葉、紫の葉ととても綺麗です。
     

     


    ノイガー 清楚なたたずまいのこの花が好きです。
     

     

    パラーディアエ 地味な花色だけどなかなかユニーク。
      


     

     

     

     

    沈丁花 やさしい香りが幸せを運んでくれます。