猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

晩秋の初雪 / ナエマ・コーデリア

2016-11-28 23:08:45 | わが家で咲くバラたち
2016/11/24 Thu.
晩秋。
ところが初雪。
驚いた。
開花し始めたバラ、ナエマを切り取っておけばよかった。
ナエマは雪の重みと、冷たさに耐えてうなじを垂れていた。
花びらに積もった雪を落とし蕾とともに切り取った。
花瓶に挿すと暖かな部屋の中で生き返ったように、テーブルの周辺を輝かせた。
わたしの心にもほのかな明かりがともった。

コーネリアは雪の冷気で震えながら、必死で花の美しさを保っている。

  23日に撮ったナエマ
   

   

   

  コーネリア
    

   

  ナエマ
    

  コーネリア
   

  切り取ったナエマ
   

   

  茎の折れた藤袴
    
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晩秋小景

2016-11-21 21:09:50 | 身辺雑記
2016/11/19 Sat.
落葉した赤さび色の枯れ葉が、乾いた音をたてて流れていった。
落ち葉のふき溜まりに仔猫がいた。
風で舞い上がる落ち葉にじゃれついていた。
そのたびに仔猫の足元で枯れ葉がかさかさ音を立てていた。
それから河川敷まで歩いた。
渇水期ではあるが清流が川底をみせて流れていた。
去りゆく流れを見送った。
とびとびに石があらわれていた。
ああ、これから北国の長い冬がはじまるのだ。

   カメラを持参しなかった。残念。仔猫を撮ることができなかった。
   家に戻りカメラをもってでかけたが、仔猫の姿はなかった。

   

   

   

   

    

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谷中銀座の街猫ウオッチング

2016-11-17 23:51:39 | ねこちゃんのお話
2016/11/14 Mon.
大森で用事をすませ谷中へ。
目的は街猫ウオッチング。
谷中銀座の「夕やけだんだん」から路地を探し歩いた。
猫ちゃんの姿は見当たらない。
諦めて帰りがけに魚屋さんに聞いてみた。
「猫はどの辺にいます」
「生きている猫ですか」
??――そう言われてみればそうか、猫グッのお店がたくさんあった。
「夕やけだんだんの辺りに3、4匹いますよ」と教えてくれた。
あ、いた、いた白と黒の混じった猫ちゃん。
近づいてナデナデしても嫌がらない。
わたしの相手を快くしてくれた。
写真を撮っていると、急に大粒の雨が落ちてきた。
「時雨かしら――」
猫ちゃんは素早くお店の中に逃げ込んだ。
わたしたちは慌てて傘を広げる。
帰りぎわに猫ちゃんに会えて良かった、よかった。
雨はすぐ止んだ。
歩き疲れたので早めに帰路についた。

   
   夕やけだんだん

   

   猫グッのお店
   
         
   猫ちゃん
   

   

   

   

   

   

   鶯谷の陸橋から
   

   
   
  イチョウ
  

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えびす、だいこくに見える烏瓜の種

2016-11-15 18:09:18 | 身辺雑記
烏瓜は放っておくと、どこにでも絡みついてしまう。
庭の木々が見苦しくなる。
今年は木に絡んだ烏瓜を剪定し、石塀の上に這わせてみた。
塀に烏瓜が連なってたれさがるようになった。

「烏瓜一ついただけますか」
「どうぞ、どうぞ」
「東京にいる娘が、烏瓜を送ってほしいっていうので」
――種がえびす、だいこくにみえるので。といわれた。
「ペイントしてアートを楽しんでいるようなの」

夫から話にはきいていたが、種をとってみたことがなかった。
なるほど。そうおもってみれば、そうみえないこともない。
赤く熟した烏瓜の種をとった。
自然の造形とはおもしろいものだ。
拡大鏡でみると、なかなか面白い形をしている。
確かにえびす、だいこくにみえる。
財布に入れておくと、金運が高まるという。

   烏瓜の種
   

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子守柿

2016-11-11 16:41:01 | 身辺雑記
大きな雨音で目覚めた。
樋にバラの葉がつまったのだろう。
窓越しにのぞいてみる。
バラの鉢植えが樋から落ちる雨に打たれて、枝をしならせていた。
慌てて外にでて軒下に取り込んだ。
樋掃除もままならなくなった。
歳には逆らえない――あるがまま受け入れなければ。

外は冷たい雨風。
今年は冬の訪れが早いような気がする。
すっかり葉を落とした鉢植えの柿の木。
一つポッンと柿がぶら下がっている。
昔から柿は、必ず一つとらずに残しておく習慣がある。
これを「子守柿」といった。
そのうち鳥が来てついばんで消えていくだろう。
裸木になった柿の木、本格的な冬の訪れもまぢか。

   

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時の流れの速さ

2016-11-10 22:51:01 | 身辺雑記
買い物のついでに遠回りをして散歩。
川面を見ながら河川敷を歩くのは楽しい。
渇水期に入ったので、水面が下がり、あちこちに石が現れている。
この自然とできた石の配置に、わたしは感動している。
石庭の石の配列を見る趣がある。ひとりで悦にいって楽しんでいる。

夫は相変わらず、鴨がいないかなと、探している。
運がいい時は鴨や白鷺の飛翔がみられる。

数日前はまだ残っていた緑の葉もすっかり紅葉していた。
クヌギの葉が黄色く色づいた。
風景をみていると時の流れの速さが目に見える。

   前に撮った写真です。
   

   

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バラ・コーネリア

2016-11-09 23:20:44 | わが家で咲くバラたち
春のバラは希望にみちている。
秋のバラは哀愁をおびている。
房咲きのコーネリアが咲きました。
いかがでしょうか。

   小輪のアプリコットピンクの美しいバラ。
   花の盛りを撮ることができなかったのが残念。
   

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ひさしぶりに映画館で映画を見た

2016-11-06 22:13:11 | 身辺雑記
隣町まで映画を見にいった。
「インフェルノ」ダン・ブラン原作、ロン・ハワード監督、デヴィッド・コープ脚本。
まさにノンストップ、ジェットコースタームービーだった。
ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)教授と元恋人WHOの女医エリザベスとが、再会したのも、つかの間。また別れていくシーン。――ベアトリーチ(ダンテの神曲)のようになる、ラストシーンがよかった。中年の恋心は理性が奔放になるのを抑え込む。でもそこはかとない抒情が漂い秀逸な場面だった。
世界遺産、ルネッサンス期に作られた庭園や、サンマルコ大聖堂、フレンツエ、ベネチア、イスタンプール、ブダペストを大画面でみられて臨場感があって楽しかった。

世界の人口が80年で3倍に急増する。
ハーバード大の宗教教授のロバート・ラングドンは、ゾブリストが人口増加の解決策として
大量殺りくを可能にする「インフェルノ」なるウイルスで恐ろしい伝染病を世界に広めようとしていることに気づき、阻止しようとするが……。このあとは、ネタバレになるので、控えます。ぜひご覧のほど――。

   今日は快晴
   

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晩秋のお買い物

2016-11-01 22:10:35 | 身辺雑記
 

暦をめくると今日から、いよいよ11月。
晩秋のおもむきが随所にみられる庭を眺めながら――。
「どうしたもんじゃろな」とかんがえているわたし。
秋海棠、ホトトギス、藤袴はすでに花の季節も過ぎている。
空はどんよりとしている。
冬がもうそこまで来ている気配。
夜来の雨でデッキはぬれていた。
今日は隣町まで所用で出かけるこころつもりでいた。
今のところ雨は上がっているようだ。
新聞にYスーパーのチラシが入っていた。
野菜やお米が格安だった。
やはり、買い物をしてから出かけることにした。
世の中、宣伝でかくも客足が違うものか。
エントランスに置いてあるカートがなくなるほど混雑していた。
帰り際に眺める北の空。
うっすらと明るくなってきた。

午後、予定通り隣町まで電車ででかけた。
日が射しだした。
車窓から見る秋の終わりの寂寥とした田園風景。
収穫のすんだ田畑ばかりの平野。
切株が秋の光のなかに連なっていた。
渇水期の川が流れ、枯れすすきが風にそよいでいた。
反対側の車窓には日光連山がさむざむと連なっていた。

   藤袴
   

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