猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

雨の日。薔薇を眺めジャズを聴く

2008-05-31 16:06:39 | Weblog
5月31日 土曜日
■連日の雨、雨。蔓バラのアンジュラが首をうなだれている。
花房を持ち上げると無数の水玉が滴りおちる。
美しく咲いたアンジュラも雨でぐっしょり濡れ、天使の歌声が悲しく響く。
アンジュラが可哀想。なんて姿になったのでしょう。

■夫は東京に出かけて留守。家のなかが広く感じられる。
夫べったり猫のブラッキーも寂しいのか、わたしに寄り添っている。可愛い。

■アルトサックス奏者、チャリー・マリアーノ&ピアニスト、マル・ウォルドロン・トリオのニュー・ホライゾンに耳を傾ける。
やはり、ジャズを聴くとコーヒーが飲みたくなる。
このところ胃の調子が悪かったので、コーヒーを控えていた。
一ヶ月ぶりに一杯。美味しかった。
コーヒーの香りが部屋にひろがる。
至福のときをブラッキーとすごす。

       



薔薇との会話

2008-05-28 23:03:28 | Weblog
5月28日 水曜日
■わたしの好きなリルケの詩。

 おまえは素朴な花瓶に挿される――
 すると すべてが変わる。
 たぶん同じ旋律なのだが
 天使によって歌われるのだ。

■我が狭小庭園にもアンジュラが咲いている。
朝おきて見事に咲いたアンジュラをみていると天使の歌声が聞こえてくる。
幸せな一日が始まる。
日ごろは朝寝坊のわたしもこの季節はそうしてはいられない。
庭を一巡りして薔薇の花々に朝の挨拶をする。鳥の鳴き声がする。
朝の一刻一刻がすごく貴重なものに思われる。

   アンジュラ

       

   イエローシンプリティ
 
       

   ストロベリークラッシュ

       

   マジョリカ

       

   ゴールドバニー

       

   コースターローズモルスダック

       

       


幸せいっぱいの散歩

2008-05-25 17:19:26 | Weblog
5月25日 日曜日
■雨の日曜日。庭の草木がますます緑を深めている。

■午後になって雨があがった。むあっとする草いきれ。蒸し暑くなった。

■夫がいつもの大きなリックを背負って、わたしの後からついてくる。フライデー(忠実なる召使)のようだ。なんだかもうし訳ない。わたしもいつもの山ブドウの手提げ籠。いつものふたりが、いつものスタイルで町を歩いてる。狭い町だからかなりの有名人だ。とわたしたちは思っている。

■さて、かえりには夫のリックにはなにがはいつているのかしら。

■上流ではかなり降ったらしく川音はきょうも高かった。むかしは、いつでも、これくらいの流れだったような気がする。そんなことを夫に話しながら河畔へと歩をすすめた。


河畔の散歩

2008-05-23 22:00:30 | Weblog
5月23日 金曜日
■今日は夏日。暑かった。
日が傾くころ夫と河川敷にある遊歩道を散歩する。
先日降った雨のために増水している。川音はわたしが子どものころのように轟いていた。
過ぎし日の川遊びのことなどを夫と話しながら、川風をほほにうけて散策した。

■心地良い川風がからだを通り過ぎる。
川音は心を癒してくれる。
犬を散歩させる人。
川辺で遊ぶ子供達。
ツバメが川面を飛んでいる。

■スーパーで夕食の惣菜を買って帰るころは茜色の夕暮れになっていた。
しめて8094歩の散歩だった。

■もうすぐ、薫風の5月が終わる。

■6月。つゆ。杏は今年はなるかしら。

       

遠くて近いブログメイト

2008-05-21 23:51:14 | Weblog
5月21日 水曜日
■ひさしぶりに息子からブログにコメントが入った。うれしかった。

■このところ、わたしが体の不調を訴えるブログを書いているので、心配してのことだ。ブログがあるので、わたしたちの生活の様子がむすこに即日伝わっている。遠く離れていても、同居して隣の部屋に息子たちがいるように常日頃感じている。息子も同じらしい。なにか変事があってもブログを読めばすぐわかるからという。

■まさに文明の利器のありがたさだ。

■遠くの人も、近くにいる感じ、おなじ空間で生活しているようだ。ありがたい。

■遠くのブログメイトからも、わたしの体調を心配してくれるコメントがはいる。お隣さんから声をかけられたようだ。遠くて近いブログメイト。うれしい。

雨の庭を眺めて

2008-05-20 10:29:11 | Weblog
5月20日 火曜日
■夜来の雨が降り止まない。朝になっても激しい雨が降っている。太平洋沿岸を低気圧が通過している。

■わがささやかな狭小庭園にも雨が降っている。木々の小枝や蔓バラがぼってりと水分をふくんでうなだれている。雨の重みといったら大袈裟かしら。植物にとっては恵みの雨も、重そうで可哀そうと感じるのは、わたしの感性なのだろう。どうしてもそのときどきの気分を転移させて庭を眺めてしまう。面白いものだ。

■すべてものごとは、アンビヴァレンス。庭の草木にとっては恵みの雨。わたしには、わが心にも雨が降る、といった感傷の雨だ。

■このところ体調が悪いからかもしれない。

   蔓バラアンジュラ

       

       

       

       
       

       


女子バレーボールに感激

2008-05-17 22:13:42 | Weblog
5月17日 土曜日
■ブログ友達のTさんが、北京オリンピックバーレーボール世界最終予選(女子)を応援にいくというので、スポーツ音痴のわたしもテレビで応援する。
日本×ポーランド戦。

■歌と踊りの華やかなステージが終わると、いよいよ試合開始。
会場から選手の緊張感がひしひしとつたわってくる。

■一点、一点に一喜一憂しながら2時間30分あっというまに終わってしまった。
3対1で北京に向け大きな一歩を勝ち取る。

■前から女子バレーボールのファンだった夫はわたしと観戦できるのですこぶる機嫌がよかった。バンバンとボールを打つ音が心にひびいた。そしてその音には選手の一生懸がこめられていた。感激した。



バラの庭の鳩山会館をたずて

2008-05-11 16:14:06 | Weblog
5月11日 日曜日
■一ヶ月も体調が優れず、連休後、口の中が苦くなり胃の痛みが何日か続いた。
9日東京○○医科大学病院で診察してもらう。
「逆流性食道炎」要するに胃酸過多で酸逆流。
薬を処方してもらう。
医者に診てもらっただけで気がらくになった。

■「鳩山会館」を訊ねる。
音羽通り。[講談社]や「光文社」のあるビルが立ち並ぶ。
少し入ると都心とは思えない閑静な場所になる。
そこにバラの庭を前にイギリス風の外観をした鳩山会館がある。

       

    

    

           

■一昔前は近くに住んでいたこともあり、よくこの辺を散策した。
心がそこになかったのでバラの庭園や、素敵な鳩山邸があるのに気づかなかった。

■お目当ては大好きなステンドグラス。

       

   

   

   

   

   

   

   

   

  


猫好きはなんでも猫にみてしまう

2008-05-07 15:36:59 | Weblog
5月7日水曜日 
■猫アレルギーの孫娘は、猫が大好きなのに、ブラッキーと遊べません。
そんな訳でブラッキーは皆のいる部屋には入れません。
来客中ブラッキーは奥の夫の書斎で静かにほとんど寝ていました。
夫とわたしを独占できずブラッキーにとって来客は災難かもしれません。

   ブラッキー(9歳)は年でしょうか寝ている時間がおおくなりました。

       

■娘たち家族が帰ると部屋がシンーと静まり、ブラッキーもその気配を感じたのかのこのこ客間に入ってきました。
またブラッキーと亭主とわたし、二人と一匹の静かな日常が戻りました。
ブラッキーは夫のあとを追いかけ甘えています。

   娘達家族がいた部屋でお昼ね。

       

   庭を眺め思案?するブラッキー。

       

   河原で見つけた猫石。猫に見えませんか?

       

猫好きは、石を見ても山や堤のくぼみを見ても猫の姿を投影してしまうのでしようか。
時には空を流れる雲を[あっ猫だ]なんて指差すこともあります。
この石、猫に見えるといいな。


初夏の河原でバーベキューを楽しむ

2008-05-06 18:51:44 | Weblog
5月6日 火曜日    
■5月4日 日曜日
朝から清々しい晴天。初夏。
わが家から30分ほど車を走らせるともうそこは、広々とした青い空。
まばゆい緑の山々。透きとおる綺麗な水の流れる河原がそこにひらけていた。
そこはまさに清流が蛇行しながら流れる山間の川だ。

       

■娘たち家族と河原でバーベキューを楽しむ。
初めての経験。
自然の中でいただく牛肉、たまねぎ、もやし、ピーマン(わたしはパスした)がとても美味しかった。

       

■孫たちは、脛の中ほどまでしかない浅瀬で水遊びを楽しんだ。
流を石でせきとめ小さなダムを作って大喜び。そこへアメンボウが迷い込んできた。
うれしそうに、はしゃぐ声が河川敷を青い風に乗って流れていった。

■川底までが透明だ。小さな魚が遊泳しているのがよく見える。
石ころの一つ一つが宝石のように貴重なものに感じられる。砂粒まで見えた。

■水が綺麗なのにはおどろく。
都会育ちの子どもにとって、とてもいい経験だったでしょう。

■夫はただもくもくと食べるひととなった。

   堤に咲いていた花

       

   やまぶき

       


藤の花

2008-05-03 16:39:05 | Weblog
5月3日 土曜日
■娘からこれから向かうと電話があった。
車の渋滞で6時ごろになるかもしれないと。
着く前にブログを入れておきましょう。

■藤の花。ついこの間、葉が茂り花の房が四、五センチになったと思ったらもう花が満開。

       

■都忘れ。多年草で毎年可憐な花を咲かせてくれます。好きな花です。

       

■卯の花。卯の花が咲くと自然に小学唱歌の「卯の花の匂う垣根に」と歌を口ずさんでいます。

       

       

■雲南黄梅。

       

たけのこ

2008-05-01 21:33:33 | Weblog
5月1日 木曜日
■知り合いの農家の方がたけのこを持ってきてくれた。
あく抜きがしてあって、すぐ調理できるようになっていた。
その心遣いがうれしい。

■さっそくたけのこご飯と、たけのこの土佐煮を作った。
庭から摘んできた山椒の若葉をのせて。
春の香りとたけのこの歯ざわりを堪能した。

■夫はたけのこで一杯飲んだ。

■成長のはやいたけのこを食べて力をいただいたような感じがした。