猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

共に歩く

2017-01-26 21:13:02 | 身辺雑記
夫と二人、side by sideで出かけるはずだった。
クリスマスローズに水をやらなければと気づいた。
夫は黒川の「ふれあい堤」を散歩するからと先にでかけた。
「早く、でかけてこいよ」とまもなく携帯がなった。
「VIVAの猫売れちゃったよ」
「大きくなるまえに売れてよかったじゃない」とわたしは、送話口で声をつまらせる。
かわいい仔猫だった。
ほしかったのに――。

二人でからっぽになった猫のショーケースを眺めた。
「縁がなかったのね」
しあわせにくらしてね。

帰路北風のふく街を二人でもくもくと歩いた。
Just walk beside me and be my friend.
アルベール・カミュの名言。
わたしたち夫婦も歳とともに友達にもどっていくような気がする。
二人で生きてきた「越しかた」を想い、歩きつづけた。
友達?というより同じ現実の壁と向きあって進んでいるから、戦友かしら。
夫はわたしのことをどう思っているのかしら。

   ショーケースの中の猫ちゃん アメリカンショートヘア
    

    

    

 

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寒さも極まって

2017-01-25 12:12:25 | 身辺雑記
寒さも極まってきた。
庭の土が霜柱となって盛り上がりそのまま凍てついてしまった。
踏石のまわりが盛りあがったので、石が低く沈みこんだように見える。
塀の外の土の道も固く凍ってしまっている。
訪れる人の足音がざっくざっくと音を立てる。
こんな風物がこれから1ヶ月はつづくことになる寒冷地の冬なのです。
窓の結露も氷がついて白く外の景色が見られません。
部屋にこもって暖をとる。

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春がくるのを待つ

2017-01-22 21:39:34 | 身辺雑記
今日も風がなく暖かな冬日よりだった。
残りの鉢バラ、9鉢土替え完了。
昨年の今頃は、土替えをするわたしのそばでリリが遊んでいた。
心の中ではまだ生きているのに、触覚、視覚、嗅覚、聴覚で感じることができない。
いつになったら、リリの死を受け入れられるのか――。

これであとは春がくるのを待つばかり。
春バラが咲くのを期待して北国の大寒を耐えしのぶだけだ。
ポリ容器にためてある雨水に氷が張ってとけなくなった。
2月下旬まではこの寒さを耐えしのび春がくるのを待つことになる。
期待と忍耐の日々が1ケ月はつづく。
ようやく本を読みだすことができる。



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予報がはずれて

2017-01-21 20:49:13 | 身辺雑記
予報がはずれるとガッカリする。
でもこのところわが町の天気予報がはずれているのは大歓迎。
鉢バラの植え替えを予定していて、明日は雪が降るとの予報。
もうあきらめていたのに予想外の冬ばれの好天。
さあ、がんばるわよ!!
鉢バラ14鉢、植え替え完了。
残り9鉢。

   

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バラの作業と猫ちゃん

2017-01-20 19:59:49 | 身辺雑記
今日は大寒。
今にも雪が降りだしそうな灰色の空。
「大寒」という言葉のひびきにも厳しい寒さを感じさせる。

いくぶん寒さが和らいだ数日前――。
重い腰をあげてツルバラの誘引、鉢バラの土替えと頑張っている。
ほとんどのバラはカイガラムシにやられていた。
マシン油乳剤をまんべんなく散布した。
春の季節にはまた春のバラを楽しめることを期待して、作業を始めた。
昨年はリリが亡くなって、喪失感からバラの世話を怠ってしまった。
作業をしているわたしのもとにシルバーがやってきたのだ。
月に何度か訪ねてきたとおもうと、二三ヶ月姿を見せない。
丸々太っている。
「あらシルバー元気だったの」
わたしは思わず声をかけてしまった。
シルバーはひと声「ニャオー」と鳴くと裏庭に行った。
わたしが表庭で作業をしているので、迎えに来たのだ。
わたしも作業を中断してシルバーを追いかけて裏庭に。
わたしを待っていた。
一握りブラッキーの餌をお皿においてあげた。
お腹がすいていないのか餌には目もくれなかった。
しばらく遊んでシルバーは、ひっそりと塀の下から裏の空き地に戻って行った。

わたしに会いに来てくれるもう一匹の猫ちゃんがいる。
よそ猫のトラちゃん。
白とトラ柄のやっと抱えられる大きな身体、でもとても優しい。
この子は日に何度か訪ねてくる。
猫ちゃん達とのふれあいで心がなごむ。

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風花

2017-01-13 21:16:46 | 身辺雑記
所用で朝はやく家を出た。
風が頬に突き刺さるように冷たい。
昼近く帰路につく。
空は青く晴れているのに、白いものが風にのって舞っている。
スーッと地面にすいこまれていく。
風花……まるで桜の花びらが散ってくるようである。
しばし、風花の乱舞をみとれていた。
家の路地にさしかかると、塀に烏瓜が連なっている。
小鳥がついばんだのだろうか、なかが空洞になっているものもある。
冬枯れた風景だ。

門をあける。
パタンという音がする。ブラッキーが土間におりた音。
ほっと、くつろぎを感じる。
玄関の戸を開けると、ブラッキーが出迎えてくれる。
お留守居をしたお駄賃に、餌場に直行。
好物の鰹節をおねだり。

   

   

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初笑い

2017-01-03 12:40:01 | 身辺雑記
「頭がツカナイ」と夫。
オーディオをつけようとしてスイッチが薄暗がりなので見えなかったらしい。
「電気をつければ明るくなりますよ」とわたし。
「ごめん頭がツカナイ」
気がつかなかったというべきところを<頭>といってしまったのだ。
二人で初笑い。
でもわたしの頭にひらめいた。
「今年こそは、頭に電流が走るような文芸作品を読みたものだ。
しばらく読書から遠ざかっていたわたしを、刺激してくれたのは
NHKの「100分de名著」だった。
今年こそはわたしの100冊の愛読書を探しにでたい。

 
    幸おおき年になりますように
    

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