少しでも晴れ間があればバイクで出かける今日このごろ。(休日限定ですが)
涼しくなってきたのでバイクで走るにはいい季節になりました(^^)
今日はコンサートのチラシを配布してから。。どこかわかんないけど、どこかに行く予定です。
まずはいつものようにスタート地点から。
天気がいいですね~
今日は開進堂と野々市フォルテを訪れてから気の向くままに走るつもり。まあいつものことなんですが(笑)
フォルテのある野々市市(ののいちし)から鶴来に向かって走ってると、今日はバイクがたくさん走ってますね~
これから寒くなってくるので今のうちに走っておこうというライダーさんがたくさんいるみたいです。
私も寒いのが苦手なのでその気持ちはよーくわかります。
しかし、みんな早いな~
しばらく後について来てたかと思ったらあっという間に先の方に。。。
私、そんなに遅いんでしょうか?(^^;
鶴来から白峰に向かう国道はペースが速いのでとてもついて行けません。
別に付いて行く必要は無いんですが、なんとなく周りのペースに合わせてしまうので。。。
他の早い車の迷惑になりそうなので、途中で林道に向かいました。
入り口は和佐田という町です。
前回はこのルートを反対側から走りましたので、なんとなく道は覚えてました。
ここが和佐田の町の公園。。。みたいなところ?
ただの広ーい野原なんですが、ちゃんとブランコなどの遊具もあったりして。
ほら、「子供広場」って書いてあるし。
しかし、遊具が草に覆われてるので遊ぶためにはまず草をかき分けてあそこまで行かねばなりません(笑)
ブランコに乗ろうと思ったら途中でいろんな虫に遭遇して、いつの間にか虫取りに夢中になりそうな場所です。
虫を探したい衝動を押さえ、広場を後にするとすぐに鬱蒼とした林道に入ります。
というか、林道に入った途端にカモシカに遭遇。
前回は野ウサギに遭遇したルートですが、今回はカモシカか~やっぱり山だ~
ここの道路は綺麗に舗装されているんですが、いつも濡れていて滑りやすい場所がいっぱい。
不用意にアクセルを開けるとリアが滑ります。怖っ
そんな道です、はい。
杉林をのんびりと走り続けると途中にはどんぐりの実や栗のイガがたくさん落ちています。
銃弾のようにきれいな形のどんぐり。
どんぐりって見つけると何故か嬉しくなりません?
もっと無いかな~と足元をキョロキョロ。
熊も食べに来るのかな? と考えるとちょっと不安になって、周囲をキョロキョロしてしまいます。
ここで「ガサッ」なんて音がしたら心臓が止まりそうです。
大切な心臓のためにもバイクのエンジンをかけて熊に存在をアピールすることに。
熊にドキドキしながらもなんとか峠に到着。(熊との遭遇は無かったですが)
さらに先に進むと鍋谷ですが、前回来たときは草が茂っていて行く気にならなかった所まで歩いて行くと、
おおっ、なんとも絶景じゃないですか。
空気が澄んでいたら日本海がくっきりと見えそうです。
手前の大きな建物は東芝の工場かな?
ここからはずっと下りなのですが、南向きの斜面みたいで道路が乾いてて走りやすい。よかった。
ずいぶん降りたところで蟹淵(がんぶち)の看板が。
前回は通行止めだった道路も今日は通れそうです。
が、舗装されてないのでここから先は歩いて行かなくては。
よく見ると「クマ出没!」の看板。
ここをひとりで歩いて行くのは無茶苦茶怖いのでやめときました。
この林道に沿って小川が流れているのですが、これがとても素晴らしいんです。
山の中に自然にできた川って感じで、人間の手がほとんど加わって無いと思います。
マイナスイオンを感じることはできませんが、感じる人は大喜びしそうな場所です。
それにここは、しばらくじっとしていたらいろんな動物に遭遇しそうな場所です。
遭遇すると怖いのでそうそうに出発します(笑)
そうこうしているうちに鍋谷の村に到着。
山の中って別世界というか、人間の住む世界とは違う世界のように感じていたので、人の住んでいる場所に出てきてほっとしました。
ここから鳥越に抜けようか、316号に行こうか迷いましたが、まだ行ったことのない尾小屋鉱山資料館に行くことにしました。
ここからは田園風景が続くとても走りやすい道路なので気持ちよ~く走っているとすぐに着きました。
平日なので誰もいないだろう、と思っていたら
なんと観光バスが駐車場に停まっていました。
館内からは賑やかな話し声が聞こえてきてるし、予想とはまったく違い大盛況でした。
とりあえず、受付で入館料を支払って入ろうと思ったら。。。誰もいない!
「団体さんに説明しているのかな~ 入館料払えないしどうしようかな」と迷いましたが、そのまま入っちゃいました(笑)
ついでに団体さんと一緒に説明も聞いてしまいましたよ。
館内には尾小屋で採掘された鉱石の他にも世界各地で採れた石がたくさん展示されていました。
↑ これ、私のお気に入り
こんなに大きな結晶も。
珍しいものでは黄銅鉱の結晶がありました。
こちら普通の黄銅鉱。
石にべたーっと張り付いていますよね。
で、こちらが結晶したもの。
黄鉄鉱の結晶は普通に見られますが、黄銅鉱は珍しいそうですよ。
と、いろんな石を見て感動していると団体さんが帰るようなので、入館料を支払いに受付に戻りました。
受け付けの人はいつもの事みたいな感じで入館料の500円を受け取ると
「今なら同じ500円で小松のいろんな施設のパスポートが買えますよ」と教えてくれました。
そちらのほうがお得なのでもちろんパスポートにしました(^^)
資料館がある場所もかなり山奥なので、受付の人も大らかなのかな~と思いました(笑)
「この先に坑道があるので、そちらもオススメですよ!」と、かなりオススメされたので行ってみることにしました。
資料館の裏には小さな公園みたいなスペースがあって、園内の歩道をしばらく歩くと「尾小屋マインロード」と書かれた怪しげな看板が。
入り口がさらに怪しい雰囲気(笑)
入り口のところに書かれた地図によると坑道は600mくらいあるらしい。けっこう長い!
雨が降りそうな空だったので早く帰りたい気分だったのですが、せっかくここまで来たのだから入ってみよう。
と入り口から中をのぞくと真っ暗!
と思ったら、少し入った途端に照明が付きました。センサー付いてましたよ。よかった~
写真では明るく見えますが、これはカメラで撮ってるから。実際はもっと薄暗~いです。
天井からは水滴がポツポツと滴り落ちてくるし、通路はけっこう濡れてるし、しかもひとりで歩いてるとドキドキです。
(林道で熊の心配をしている時はもっとドキドキしてますが)
しばらく歩いてると、
でた! この手の穴(坑道)にはありがちな「作業している人たち人形」
ここは明るいんだけど、ひとりで見てるのでちょっと気持ち悪い。
いろんな作業をしている人がいるので、途中で何人もいました。
けっこうリアルに作られているのがますます不気味です。
坑道の中ほどまで行ったところにブラックライトしかない場所がありました。
壁を見ると帯状に白く薄っすらと光っています。
紫外線で蛍光を出す鉱物かな?
とりあえず写真撮っておこうと思って撮ってみたらびっくり!
なんだこりゃ。
こんな赤とか青とか緑の光は見えなかったし。
デジカメだから?
不思議~
でも肉眼では見えないので何の意味もないのでは? その点もちょっと不思議(笑)
やっと出口が見えてきました。
「ほっとしたよ~」と同時に「やっと慣れてきたのに、もう終わり?」という気持ちが入り混じってます。どっちなん?
ここ、出口です。
こんなところに入ってたのか~
夏は涼しそうだから、避暑にもオススメですよ(^^)v
冬は暖かいのでは?と思いましたが、雪のためここ尾小屋まで来るのがたいへんだと思います。
近くにスキー場があるくらいなので(^^;
坑道をオススメしてくれた資料館の人に一言お礼を言っておこうと思って受付に行ったら、またいませんでした!
やっぱりおおらかな施設だな~(笑)
残念ながらお礼を言えなかった尾小屋鉱山資料館を満喫した後は来た道を戻ります。
いつも気になっている白山神社。
尾小屋鉱山資料館の近くにありますが、何が気になるって、この階段。
かなり急な階段なんです。これを登った先には何があるのか?
考えるだけでも楽しいですね~ (おそらく神社があるんですが(笑))
山の中ののんびりした地域なので、猫ものんびりしてます。
ときどき道路を横断しているので車の方は注意してくださいね。
ここは。。ネコの家?
なぜか集まっています。
家族? または親戚一同なのかな?
ネコの家を過ぎて、316号を小松市街に向かうと途中に十二滝があります。
夏は子どもたちが川に入って遊んでいたけど、さすがにこの時期は誰もいないですね。
というかもう夏休みが終わったからいないのか。
なぜか急に、「来年でもいいからこの滝の上でぜひ花火の”ナイアガラ”をやってほしい」と思いました。
ナイアガラの灯りに照らされる夜の十二滝もいいんじゃないかな~
自治体のみなさん、ぜひ(笑)
来た道を戻って、北陸先端大学院大学までやってきました。
ここまですごく整備された道、しかも交通量が少ない道が続くので、走ってると気持ちいいです。
大学の街路樹もずいぶんと紅くなってきてます。
そろそろ秋ですね~
次回は紅葉狩りツーリングでも計画しようかな(^^)
今回は初の尾小屋鉱山資料館でした。
実は石が好きなので楽しみにしていたんですよ(^^)
資料館には石川県鉱物同好会の会員所有の石もいくつか展示されていました。
なんと午前中には同好会の「石の華」のMさんも来館されていたとのこと。(資料館担当者談)
お会いしたかったです。
金沢でも自然史資料館で石の展示をしているので、そちらも行ってみようと思います。