音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

レコードカートリッジを聴き比べた

2019年07月09日 12時59分22秒 | カメラ・オーディオ機器
201979
 
クラシック音楽が聴ける金沢のカフェ・ヤギヤです。
 
今日は定休日ですが、店のオーディオを使ってレコードカートリッジの聴き比べをしてみました。
オープンして5年なのでいまさらって感じですが(笑)
 
今回は比べてみたのは、この3種類
DENON DL-103
DENON DL-301 II
AudioTechnica AT-33R
 
 
 
 
 
DL-103は現在でも生産・販していますが、その他のカートリッジは生産終了してもので、針交換すらできません。
なので故障したら捨てるしかない、のかな〜()
 
 
今回、き比べに使ったレコードはレナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルが演奏するドヴォルザークの「新世界より」
いろんな音が入っていそうなので選びました😊
 
 
 
 
 
で、聴き比べた結果ですが、
 
 
DL-103
低音はドンとはっきり出るタイプ、パーカッションの音ははっきりしている。バランスがいい。
これと言って特徴の無い事が特徴なのかも。使いやすい。
 
DL-301 II
低音はゆったりと出る。ヴァイオリンの音が綺麗だけど、いろんな音が一緒になって聴こえる。ちょっとぼんやりした音かな。
落ち着いた音なので長時間聴くには良さそう。
 
AT-33R
低音はゆったり。ヴァイオリンの音は301に比べて派手。全体的に派手で鮮やかな音かな。
クラシックよりPOPS系の音楽に向いてそう。
 
こう書いてますが、音質の差は僅かだし、どれを選んでも大差ないような気がします。
DL-103は解像度が高くていい感じに聴こえるけど、このカートリッジだけ新品なんですよね〜
比べちゃいけないのかも(笑)
 
 
あ、忘れてましたが試に使ったスピーカーは、
JBL S143
FOCAL 826E


おまけ
DL-103も値上げして価格が3万円オーバーとなってしまいました。昔は26000円くらいだったのに。。。もし探しているなら並行輸入品がいいかも。