2017年7月6日
ツイーターを掃除してずいぶんとまともな音になったS143です。
まあ新品の音は聴いたことが無いので、実はまともな音からは程遠いのかもしれませんが(笑)
深夜にもう一度聴いてみました。
夜なので近所や家族に聞こえないように小さな音で鳴らしてみると。。。。あれ? 左側から音が出てない。
右からは出てるのに、変です。
※問題のスピーカーは写真の一番上にあるホーン型のものです。
試しに音量を少しずつ上げていくと、「ガリッガリッ」って音がしてから普通に音が出るようになりました。
コイルがどこかに引っかかっていたのが、無理やり動き出したって感じ。
これって電流が少ない時(制動力が少ない時)はちゃんと動かないってことじゃない?
まだ何かしら抵抗があるようですね~
もしかしたら流体磁性体を足してないのも原因かも(^^;
そう言えば数日前にも同じような現象が起きてました。
小さな音量だと左から音がちゃんと聞こえなくて、音量を上げたら普通に鳴る。
その時は、古いアンプを使っているのでアンプが原因かと思っていましたが、実はその時から兆候はあったみたいですね。
いったん動き始めれば普通に聴こえるので、しばらくは騙しながら使っていくとしても。。。。
最終的にはスピーカー交換かな~?(泣)
これ、問題のツイーターです。正面から見たらスピーカーの本体はまったく見えないですね(^^;
奥に見えるのはたんなる網です。おそらく保護用のネットかと。
お店に移動しようかと思っていましたが、しばらく様子を見てからにします。
これまでいろいろと国産のスピーカーを使ってきましたがこんなことは初めてです。
JBL、なかなか手強いです(笑)
流体磁性体が通販で買えないかネットで検索したところ国内では見つからず。。。こんなところで販売していました。
海外のショップのようですが、JBL関連のパーツも販売しているようで、見てて飽きません(笑)
そのサイトの中にスピーカーのダイヤフラムを交換するという動画が載っていました。
形式は違いますが、構造はほとんど同じものです。(動画のモデルは流体磁性体は使ってないようです)
動画を見ると今回の手順と同じだったので安心しました(^^;
流体磁性体は宇宙服の密閉性を高めるためにも使われていたそうで、当時の最新技術だったんでしょうね。
コンプレッションドライバーのスリットを見た時は「こんな隙間からちゃんと音が出るのかな~?」と気になったくらいです(笑) JBLは測定値よりも人間の感覚を大切にするとどこかで聞いたことがありますので、いろいろと考えて作られていると思いますが。
サマージャンボが当たったらS4700とかProject K2シリーズでもいいのでは(笑)
それを阻止するためにシリコンオイルに磁性体を混ぜてマグネットの磁力で保持させてるのかも?
ってか、コンプレッションドライバーって意味が良く分かりました!>画像で
ユニット背面ボックス内のダイヤフラムを駆動してセンターポール?のスリットからホーンに音を伝えてるんですね!
サマージャンボが当たったら今度こそJBL4429を導入するつもりです!w
なんて考えて開けてみました(笑)
流体磁性体もいろんな粘度があるみたいで、きっとちょうどいい粘度を使用してダンパーの代わりをしているのかと。あと、放熱効果やコイルがセンターに収まるようにする役目もあるらしいです。
フィルターの効果はわかりませんが、音を聴くと高域をある程度抑える役目もありそうですね。
もうしばらく使ってみて次の手を考えます(笑)
ってか、ボイルコイルとマグネットの間隙に流体磁性体?が入ってたんですか?
常識的に考えるとダンピングが効きすぎて高域が出ないんじゃやないかと・・・
あっ!
もしかしてバンドパスフィルターの高域側を兼ねてるんじゃね?w