先日の日曜日は予想していたよりいい天気。
青空が見えます。
この日は待ちに待った「大人のバス遠足」。
みんなでバスに乗り、能登の酒蔵見学に行ってきました。
なんと、思っいたより立派な観光バスじゃないですか!
これはますますテンションが上がります(^^)
みなさん続々と集まってきましたよ。
みんなそろったところで出発~
なんだかワクワクしてきましたよ。
バス遠足と言えば、やっぱり座席は一番後ろでしょう(笑)
ここが一番賑やかになるのは間違いない!
ってことで当然後ろの席に座りました。
座席は回転して対面になるのでさっそく。
でも横向きでバスに乗ってると酔わないかちょっと心配。
酒蔵見学の前にバスで酔ってしまっては洒落にならん(笑)
バスは順調に走って行きます。
初対面の人も大勢いらしたのでいろんな話で盛り上がってましたよ。
時間の経つのも忘れるくらいです。
途中、桜峠のある国道を走っていたら
「ここ、ツールドのとのコースや」という話になり、今年は誰が参加するのかということに。
僕は参加するつもりだったけど、桜峠の坂を見たらちょっと棄権したくなりましたよ(笑)
お昼ごはんまでに少し時間があったので急遽見附島によることに。
この辺はツアーじゃないので融通が効いていいですね。
海岸に着いたらさっそくこんな事をする人もいましたよ。
今日は自転車じゃないので、見附島(軍艦島)で勘弁してください。(笑)
ここは海風が強くて、しかも風が冷たい!
そんな中、果敢にも島に渡ろうとする人たちが。。。
僕も行きましたがあまりにも寒くて途中で引き返しました。
島の直前で石の橋(?)は途切れていたみたいで、島には渡れなかったそうです。
寒い思いをしてがんばったのに残念。
見附島で遊んだら、お楽しみのお昼ごはんです。
お昼ごはんは恋路海岸近くの「ラブロ恋路」でいただきました。
お手軽なお弁当に見えて、材料はかなり凝ってます。
僕は好き嫌いが多いのですが、完食しましたよ。
ってことはかなり美味しいってことです。
お腹もいっぱいになったところで、最初の酒蔵「宗玄酒造」の見学です。
宗玄酒造の見学は初めてなので楽しみです。
まずは酒造りの大まかな説明をしてくださいました。
次に各々の工程の作業場所を見学していきます。
酒母(もと)を作っている部屋。
これひとつでだいたい2トンのお米を醸します。
お酒にしたら何リットルなんだろう?
そしてこちらが、もろみタンク。
いっぱい並んでます。
中ではブクブクと発酵してましたよ~
良い香りがします。
で、こちらが絞りたてのお酒。
この容器に貯めてから別のタンクに移すそうです。
ここで酌んだお酒をいただきました。
まだガスが残っていて新鮮なお酒です。
ほんのり甘くてとっても美味しい(^^)
このお猪口、お猪口というより湯のみサイズなんですよ。
なのでお酒を入れすぎるとかなり効きます(笑)
次に新しい蔵(建物)に移動。
ここは4階建てのビルなんですよ。
窓から眺める景色が最高。
眼下には酒蔵。そして向こうにはさっきまでいた見附島も見えます。
この日の海はちょっと波が高くて、日本海の海って感じでした。
見学が終わったらみなさんお土産にお酒を買ってました。
お酒も試飲して、集合写真も撮ってもらって(ここには載せませんが)、みなさんいい気分~♪
そして、次に「竹葉」を作っている「数馬酒造」に向かいました。
宗玄酒造もそうでしたが、数馬酒造も海の近くにあります。
社長みずから迎えていただいて、見学にも着いてきてくださいましたよ。
もとを作っているところで、混ぜさせてくださいました。
すごくきれいなもとですね。
次にもろみタンクから直に掬って飲ませてもらえました。
こちらは五百万石のタンク。
もうひとつ、石川門のタンクからも掬って飲み比べることができました。
酒米の違いで味が少し違います。
数年前は五百万石と石川門ではずいぶん味が違ったのですが、この時は違いが少なくなったと思いました。
石川門のほうがやさしい味。
五百万石はしっかりした味。
どちらかというと石川門のほうが好みかな。
最後に試飲させてくださいました。
しかもこんなに種類が。
どれも美味しいけど、個人的には黒いラベルの「奥能登雪見酒」が好き。
本醸造だけどとってもまろやか。
いいわあ、これ。
右の金賞と緑は燗をつけてくれました。
45度と50度でずいぶん味が変わるんですよ。
これは驚きました。
これからは燗酒もいろいろ試して飲んでみたいと思いましたよ。
ここでなんと斗瓶の大吟醸もいただけました。
ほんとに斗瓶から注いでるでしょ。
しかも三角フラスコですよ(笑)
ちなみに、右のストーブで燗をつけていますが、これも三角フラスコでした(笑)
温度は棒温度計で測って、まるで実験室。
実は僕の専攻は化学だったので非常に馴染み深い(^^;
これ安定してるし、目盛りもついてるから便利だわ。
今度買おう。
帰りのパスが出た時には宗玄さんも数馬さんも見送ってくれてうれしかった~
能登のお酒はこういった人たちが造っているんだって思うと無駄にはできないね。
もったいないと思ってちゃんと飲もう。
美味しい物はたくさんあるけど、それは当たり前じゃないんですよ。
一生懸命つくってくれる人たちがあって、初めて美味しいお酒が飲める。
お米も野菜も魚もみんなそう。
当たり前だけど、それを当たり前にしてくれてる人たちの努力があっての当たり前。
大切にしたいですね。
と、真面目な事を書きましたが、帰りのバスの(特に後ろの席は)宴会状態。
写真はいっぱい撮りましたがここではとても載せられません(笑)
蔵で買ったお酒とコンビニで買ったビールとおつまみで金沢に帰るまで盛り上がってました~
いやあ、今回も楽しかった。
企画してくださった「とみた酒店」の富田さんにはお世話になり、ありがとうございました。
次の企画楽しみにしてます。
あ、もう決まってたんだっけ?
もちろん参加します(^^)