今朝の某テレビ番組で、『アイ・ム・ノット・ゼア』というボブ・ディランの人生と人となりを描いた映画のことを、色んなタレントさんのエピソードを交えて紹介していました。
ミュージシャンとしては勿論なのですがそれがどうのというより、人としての魅力を皆さんが熱く語っていたのが印象的でしたね。
正直私は、ボブ・ディランについて今一つピンとこなくて…。
超『和』の生活環境の中におぎゃ~と産まれ民謡で育まれた私が、「美空ひばりを崇め民謡と演歌こそが真の音楽だ」とかなり強固な偏見的信念を持つ父(若い頃民謡の喉自慢大会で全国大会出場の資格を手にするも、父親の反対により辞退したとかいう経験を持つ。ちょっと性質が悪い。)に逆らって、自分の意思で感動と陶酔を見出したのが『QUEEN』と『RAINBOW』(イアン・ギラン、失礼間違いました、リッチー・ブラックモアのギターの音が好きだった)だったので、その頃ボブ・ディランの名前と音楽に触れることもありはしたが、私の中に留まることなく通り過ぎて行ってしまいました。(笑)
音楽にウンチクや文句の多い父も、このジャンルに関しては全く畑違いと言う事もあってノータッチでした。おかげで私はロック三昧でした。
そのせいで私の絵は色がケバイのか?精神的『イン』の反動で、色に『アウト』で出てくるのかな?
それはともかく、他のブログでたまたまボブ・ディランの記事に触れ、またもや情報が入って来たというこの流れは、私に必要な何かがその中にあるのかも知れない、そんな気がしています。
映画を見る必要があるなあと、ちょっと義務的な思いを抱いています。