民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

昔し話・・・

2008-01-12 20:56:52 | Weblog
今日は朝から雪がモタモタと降っている~~~お寺の団子蒔きが16日に開催されるが、今年は私達の当番である・・・今日は買い物をする事に成っていたが、雪がモタモタと降ってとても大儀である、午後から買い物をしょうと思っていたが、ひょっとして今してしまうと天候が悪くても此れで終わりだと思い、3人で買い物を済ませる。
後足りない物は米を頼み寒天棒だけ頼めば終わりである、午後から魚を取りに行くと全て用意が出来た事になる、気持ちが楽に成った。
魚を取りに行って帰ってくると義兄が見えた、お父さんと義兄は自分達が小さかった頃の家庭の貧しかった頃の話や、親類の話、ひもじかった頃の食べ物の話など色々話して昔を懐かしんだり、親の辛さ等を話して私に聞かせてくれる・・・
私達の小さかった頃は、ひもじい思いをしない人は居ない程、辛い、悲しい戦争があり、誰もが大変な時期を乗り越えてきている。
貧乏の子沢山という言葉があったが、其れの典型を過ぎてきた義兄は、大変な思いをしてきたということが良く解る・・・
現在は義両親も亡くなり、兄弟で色々な話をしても誰の迷惑にもならないが、義兄曰く、「親父は色々な意味で色んな事の見本を置いていってくれたと思うよ、だから同じ事は出来ないと何時も心に思って生活をしてきた良い親だと思って居る」と話していたが、義兄もお父さんも辛い日々だったと理解した。
義兄が帰ってから、同じ辛さでも娘達の今の生活を見ていると、価値観の違いが沢山有る事に気が付く、現代社会はロ-ンとかサラ金だとか気軽にお金を借りるところがあるが、昔はなければ本当に無い生活が続き、価値観と豊かさの違いが此処に有るような気がする。
私達の年代でも其れが解らない人は沢山居るような気がするが、せめて其の程度の事だけは理解して毎日を過していきたい。

鈴井さんの写真から地吹雪